ん―日本語最後の謎に挑む―
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ん―日本語最後の謎に挑む―

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462円 (税込) 5月2日まで

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日本語には大きな謎がある。母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、決して語頭には現れず、かつては存在しなかったという日本語「ん」。「ん」とは一体何なのか? 「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか? 空海、明覚、本居宣長、幸田露伴など碩学の研究と日本語の歴史から「ん」誕生のミステリーを解き明かす。

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ん―日本語最後の謎に挑む― のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年08月12日

    [ん、ん?、ん!]日本語においてはそれから始まる言葉がなく、五十音図においてもポツンと一人ぼっちをかこっている「ん」。この音と表記はどこから来たのか、そして日本語においてどのような役割を果たしているのかを、様々な文献や先行研究から明らかにする一冊です。著者は、ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年07月05日

    言語オタクの真骨頂の塊(褒めてます)。
    どこの世界でもこだわる人はホントに突き詰めるなあ。まさか「ん」で新書一冊語るとは。この一冊が書かれるために読まれた文書はどれくらいになるんだろう。

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    Posted by ブクログ 2019年04月01日

    万葉仮名以降、日本語において「ん」の発音や表記がどのように変遷してきたかを1冊かけて解説した本。「ん」にも種類があって昔は使い分けていたといった興味深い話題がどんどん出てくるが、中でも空海が果たした役割が大きかったとのこと。おかざき真里「阿・吽」を読んでいて、空海と最澄の生涯についてイメージできるよ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年01月20日

    書店で見かけて以来前々から読みたかった『ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書) 』を、電子書籍で購読。

    五十音図から一文字だけ仲間はずれのようにされている「ん」の文字に関して、ひらがな書きとカタカナ書きの字体・字形の成立の歴史的変遷だけでなく、万葉仮名から文字の使い方で知ることの出来るこの文字の発...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年09月10日

    「ん」の歴史についてものすごく詳しくて、
    面白かった! 国語でもやればいいと思う。※
    「ん」は始めは無かった。清音と濁音を繋ぐ音。
    ここでも日本人の曖昧さが表れた。
    いい悪いではなく、こういう文化なんだよ。

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    Posted by ブクログ 2014年10月26日

    「ん」について。あんまり期待していなかったものの、存外面白かった。

    「ん」の誕生とか誕生以前の表し方とか、突き詰めていくとこんなにも面白いのかと。国語学っていいかもしんない。

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    Posted by ブクログ 2014年06月24日

    面白かったー。「ん」の起源、発展をめぐる謎。歴史のロマン。日本語から歴史とか文化を考えるってことに知的好奇心が刺激された。少し話がとっちらかってる感じがしたけど、何度も読んでちゃんと理解したいと思える本ではありました。

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    Posted by ブクログ 2012年10月30日

    母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、かっては存在しなかった「ん」。「ん」とはいったい何なのか?「ん」誕生のミステリー。

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    Posted by ブクログ 2012年04月14日

    ちょっと難解もありますが、「ん」は古事記の時代人はなかった、「ん」と阿形吽形、本居宣長と上田秋成の「ん」をめぐる論争など知的好奇心をくすぐられ面白いです。

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    Posted by ブクログ 2011年05月22日

    [ 内容 ]
    日本語には大きな謎がある。
    母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、決して語頭には現れず、かつては存在しなかったという日本語「ん」。
    「ん」とは一体何なのか?
    「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか?
    空海、明覚、本居宣長、幸田露伴など碩学...続きを読む

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