「般若心経」を読む

「般若心経」を読む

858円 (税込)

4pt

3.0

人はなぜ「生」に執着し「色」に執着するのか。幼少時代の誦読と棚経を回想、一休和尚や正眼国師(盤珪禅師)の訳や解釈を学び直し、原点から人間の性を見つめ直す。色と欲に煩悶した日々を顧み、生き身のありがたさ、女性は弥勒菩薩など独自の境地に辿り着く。愚かさを見すえ、人間の真実に迫る水上版「色即是空」。<解説>高橋孝次
「般若心経」全文
序 章 「まかはんにゃはらみたしんぎょう」
第一章 漢字「般若心経」にめぐりあう
第二章 正眼国師の『心経抄』と私
第三章 一切は「空」である
第四章 私版「色即是空」の世界
第五章 一休における「色即是空」の世界
第六章 死して百日紅や椿の花となる
第七章 不浄を美しいと思うときもある
第八章 六根・六塵の本体は無である
第九章 無明とは何か
第十章 四苦八苦を成敗するには
第十一章 のたうちまわって生きるしかない

...続きを読む

「般若心経」を読む のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    引用が多いなぁ、と感じていたら、最後の方に「正眼国師」と「一休和尚」の心経解説を主にして、般若心経をいかに読むべきかを解く、本だと書いてあった。今まで読んだ本は、古典の引用の後にその内容を現代語訳してあるものが多かったので、今回は一つ一つの引用をじっくりと味わって読むことはせずに済ませてしまった。も

    0
    2023年05月25日

「般若心経」を読む の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

中公文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

水上勉 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す