箱の中

箱の中

小説・文芸
519円 (税込)

2pt

3.5

犯罪者として警察に追われる放蕩息子の身を案じ、別れた妻の家を訪れた男が見たものは睡眠薬の小瓶、大型の電気鋸、そして二つの大きなダンボール箱。一体なにが起こったのか、そしてあの箱の中身は……表題作『箱の中』。亡くなった女性のことをふと思い出し、なにげなく彼女の兄の店を訪ねると、彼女はいま裏の二階にいるという……『死んだ女』ほか、日常生活にひそむ“超日常”を綴ったホラー小説全十篇。秘密の箱のふたを、あなたもそっと開けてみて下さい。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    箱の中
  • タイトルID
    :
    136026
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    マリー・ローランサンの絵が部屋に飾ってあって、不気味な大きな箱が出てくる話……なんだっけ? 結末はどうなるんだっけ?

    ブロンテ姉妹に関する本の感想を読んでいて、ふと昔読んだ小説を思い出した。多分、阿刀田 高の『箱の中 』だなと思い出して、Audibleで見つけて聴いてみた。

    女優である元妻のもとを訪ねる元夫。二人の息子が、ある問題を起こしたのだ。

    瀟洒なマンションのリビングには、マリー・ローランサンの版画「ブロンテ姉妹の栄光」。テーブルには睡眠薬、浴室からは水が流れ続ける音。そして、その家には不似合いな電動ノコギリ。さらに部屋の奥には、大きな箱が置かれている。

    箱の中には、いったい何が入っているのか?
    元夫の想像は、どんどん悪い方向へと膨らんでいく。途中まではホラー作品のような不穏さが漂いますが、最後に行き着くのは、人間の心理そのものの怖さ。

    みなさんの感想を読んでいると、そこから昔読んだ本をふと思い出して、思いがけない方向へ読書が進んでいくことがあります。

    読みたい本を探すだけではなく、忘れていた一冊と再会できる。そんな読書の寄り道もまた楽しいですね。

    0
    2026年10月07日

    Posted by ブクログ

    解説にもあるが、ミステリー好きからすると「箱-筺-匣」(はこ)というと開けずにはいられないような衝動があると思う。
    この10編の短編集は全てが小さな箱のようなもので、一つ、また一つと開けていくのが辞められなくなる(次から次へと読まずにいられなくなる)ものでした。
    物凄く怖い-理解が難しいというものはなく、どちらかというと世にも奇妙な物語のように「雰囲気ホラー」なイメージを受けました。
    だからこそ、自分が主人公になったかのように、作品の世界に入り込んでいけたと思う。

    ガツンと読み応えのあるものではないが、頭の片隅にいつまでも残る。そんな印象を受けた。

    0
    2016年12月29日

箱の中 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内ミステリー
  • 出版社
    :
    文藝春秋
  • 掲載誌・レーベル
    :
    文春文庫
  • タイトル
    :
    箱の中
  • タイトルID
    :
    136026
  • ページ数
    :
    352ページ
  • 電子版発売日
    :
    2011年11月04日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    1MB

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