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モンゴルでの生活は驚きの連続。マイナス30度の極寒で車がなくては買い物にも行けない。モンゴルの若者は酔ったら家には帰らない!? 食事は肉と乳ばかり。友人曰く、草を食べた家畜の肉を食べているのに、なんでわざわざ野菜を食べるのか、と。そこには大草原をかける遊牧民ならではの理由が…。 公邸料理人が見た、モンゴルの知られざる食と暮らし。
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Posted by ブクログ
モンゴルに大使公邸付き公邸料理人が学んだモンゴルの文化、特に食の話。 ラクダ肉は味がなくまずいので、基本羊。鳥ヤブタは放牧ではないので、基本輸入も野菜も都市以外ではないため、冬は肉、夏は乳という赤か白の料理が基本。羊は焼かず、塩でゆでるが基本。乳も過熱して塩でスープ、チーズにする。
タイトル通りモンゴルで 肉も食べるが、それよりモンゴルを身体中で感じ、何もかも自分の中に取り込んでいったようなエピソード満載のエッセイ。食べることは生きることだ!生き生きとした文章でとても楽しく勉強にもなる。
公邸料理人の仕事についてはほんの少しで、どちらかというと「食いしん坊のモンゴル滞在記」でした。 地味に一番衝撃だったのは「モンゴルでは肉を切ったまな板を洗わない」こと。 水は貴重だし、乾燥しているから細菌もいなくて、そもそも火を通さない料理がないから、らしい。慣れるのに時間がかかりそう。。 バン...続きを読むタンという羊肉の入った小麦のお粥みたいなやつ、食べてみたいなぁ…
力士の出身地くらいなことしか知らない、モンゴルの食、生活、自然、価値観が知れたのは面白かった。湿度の高い日本では考えられないことも多い。モンゴル出身力士が集うのもよくわかった気がする。日本も気候や風土を生かした食や生活があったはずだが、多くが失われているのだろう。
モンゴル好きな人にどうぞ。 公邸料理人である著者なので、どうしても料理についての内容がメインになるが、モンゴルという、素朴な生命力を堪能する内容になっている。 もちろん、著者の目に映る一面であるので、目を三角にしてもしょうがない。
モンゴルと日本の気候風土の違いによって、食生活もこんなに異なるのかと驚くとともに、食養でいう身土不二というのがどういうことかがよく分かるお話だった。冒頭の羊の解体の様子にはとても驚いたけれど、命を大切にする様子も伝わってきて、人間も動物であり、動植物の命をもらわないと生きていけない自然の一部なのだと...続きを読む思った。
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まんぷくモンゴル! 公邸料理人、大草原で肉を食う
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鈴木裕子
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