悪魔の降誕祭

悪魔の降誕祭

594円 (税込)

2pt

大胆不敵! 金田一耕助の事務所で起こった殺人事件。被害者は、その日電話をしてきた依頼人だった。あまりのことにさすがの名探偵も唖然とするばかり。その時、12月20日であるべき日めくりのカレンダーが何者かにむしられ、12月25日になっているのに気がついた……。降誕祭パーティーの殺人を予告する悪魔のような犯人。屈辱的挑戦を受け、名探偵の激しい怒りが燃える。本格推理小説の最高傑作! ほか2編収録。

カバーイラスト/杉本一文

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悪魔の降誕祭 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2022年06月24日

    金田一耕助ものの短編集。今回は金田一耕助の事務所で死体が見つかったり、金田一耕助が犯人の仕掛けの一部に使われたり、いつもと違う立場での登場でおもしろかったです。

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    Posted by ブクログ 2017年12月24日

    中編「悪魔の降誕祭」「霧の山荘」と短編「女怪」の三作品。金田一耕助の事務所で依頼人が殺されたり、金田一耕助の恋愛事情が示されたり、金田一耕助が騙されたりと、金田一耕助にまつわる事件集。

    「悪魔の降誕祭」
    金田一耕助の事務所で依頼人が殺されるという大胆不敵な犯行。依頼人は今後起こりそうな殺人の相談の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年08月23日

    また定期的にやってきた、金田一耕助読みたい病(笑)
    まだあるかな〜と本棚を覗いたら、本書があったので読むことに。

    悪魔の降誕祭、女怪、霧の山荘の3つの物語を収録。
    どれもこれも、人間の欲望、浅はかさ、卑しさなどが事件を通して描かれている。

    個人的には女怪、霧の山荘が印象に残った。

    女怪では珍し...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年05月09日

    中編2編「悪魔の降誕祭」「霧の山荘」と短編「女怪」の計3編構成となっていました。中編の2編は、どちらもなかなか秀逸なトリックが隠されていて面白かったですね!
    「女怪」は恐らく金田一耕助シリーズで初めて金田一耕助が惚れた女性にまつわる殺人事件という設定で、切ないミステリー作品でした!

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    Posted by ブクログ 2015年09月07日

    巨匠・横溝正史の生み出した名探偵・金田一耕助の人となりを知るうえで欠かせない中短編集。ぜんたいを通して「仮面舞踏会」を思い起こしたのは私だけであろうか。

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    Posted by ブクログ 2012年06月04日

    久々に、横溝正史の金田一耕介シリーズ。
    読書は、思いも寄らない知識が得られることが多くて、それがネットとは違って好きです。
    ただ、横溝正史の書く小説ってのはほぼ必ず女性が犯人なわけで、作者の何か怨念みたいのを感じずには入れない。
    女性に何か暗い思い出があるのでしょうね、きっと。

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    Posted by ブクログ 2012年02月05日

    やっぱり面白いなぁ。外れがない。
    トリックもさることながら、ドロドロした人間関係がいいのよね…これは自分が年をとったからだと思う。若いときはそんなことより、ひたすら謎解きに重きを置いてた。
    好みは変わるんだなぁ。

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    Posted by ブクログ 2009年12月27日

    『悪魔の降誕祭』
     金田一の依頼人が金田一の部屋で毒殺される。降誕祭の夜に殺害される被害者。被害者の妻であるジャズ・シンガー。

    『女怪』
     金田一耕助の恋。金田一が恋する女をゆする『狸穴の行者』と呼ばれる男の死と婚約者の秘密。

    『霧の山荘』
     金田一が依頼されて訪れた山荘での死。警察を呼び戻ると...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    表題作他『女怪』『霧の山荘』の三作。『悪魔の〜』と『霧の〜』が光文社文庫の『金田一耕助の新冒険』に入っていたため、初読は『女怪』だけでしたが、2作も新冒険よりボリュームが増えて読み応えのある改稿がされているので面白かったです。この調子で最近手に入らない読めない作品を文庫化して欲しい。

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    Posted by ブクログ 2023年01月29日

    場面が金田一の部屋、降誕祭、婚約披露宴、と展開していくのが、飽きさせない。
    新聞の切り抜きなど、ちょっとした違和感を伏線にするのが本当に上手くて、いつもまんまと引っ掛かってしまう。

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