パイロットフィッシュ

パイロットフィッシュ

693円 (税込)

3pt

人は、一度巡りあった人と二度と別れることはできない――。午前二時、アダルト雑誌の編集部に勤める山崎のもとにかかってきた一本の電話。受話器の向こうから聞こえてきたのは、十九年ぶりに聞く由希子の声だった……。記憶の湖の底から浮かび上がる彼女との日々、世話になったバーのマスターやかつての上司だった編集長の沢井、同僚らの印象的な姿、言葉。透明感あふれる文体で綴る至高のロングセラー青春小説。吉川英治文学新人賞受賞作。

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パイロットフィッシュ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    読書の秋ってことで積読してきた本を読んでいて、その中の一冊がパイロットフィッシュでした。
    何でずっと読まずにいたんだろうと思うくらいとてもいい本でした。章ごとによって話の展開が異なるので少し頭を整理しながら読む必要はありましたが、内容も非現実的なお話ではないので、感情を重ねながら読むことができます。

    0
    2025年10月22日

    Posted by ブクログ

    美しい水槽で輝きを放ち、群れを成して泳ぐパイロットフィッシュ。心地良いビートルズナンバー…どこか切なく、透明感ある筆致に心を引かれる。吉川英治文学新人賞受賞作品。

    0
    2025年08月23日

    Posted by ブクログ

    いつこの本を読んだんだっけな。20代の、一人暮らしの部屋、そして大学の近くのカフェ。記憶があいまいで、記憶のそこに手を伸ばすように、インターネットで検索した。なんとかフィッシュ、、タイトルが出てこない。そして、大崎善生の本作品を探し当てて、読んだ。なぜか、この本が記憶に残り、そして今なんとなく読むべ

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    自分にとって手放しで褒めれる1冊。一度出会った人とは二度と別れることは出来ない という言葉、人は人に影響を与え、影響を与えられ続けていく言わば相互補完的な役割で構成されているということを気付かされる一節やった。
    他にも、飲食店でやっていくにはタダで出す水こそ大事 みたいな言葉が本質を突いているなと思

    0
    2025年03月02日

    Posted by ブクログ

    村上春樹さんの『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を読み終えて、村上春樹さ?に似た作風の別の作者の小説を読んでみようと思い、見つけたのが本書でした。
    私は村上春樹作品とは大分別のものだなと思いましたが、出会いと別れを繰り返す人生のやり切れなさやそこに灯る微かな光明のようなものが物凄く丁寧

    0
    2024年09月23日

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。

    愛読書にしたい。
    何度も読み返したい。

    アジアンタムブルーも読破したので、エンプティスター、いきます。

    0
    2023年12月19日

    Posted by ブクログ

    なんとなくタイトルとジャケットに惹かれて手にした初読みの作家さんでしたが、全体が村上春樹作品に似ている感じで、それをライトにした印象というか雰囲気でした。ライトだから読んでいてもしんどくない。そして読んだあとの感覚も程よくいい。
    なんか、とてもよかった。

    0
    2023年06月02日

    Posted by ブクログ

    最近読んだ中で一番のヒット。ストーリーは、主人公がエロ雑誌の編集者という時点でアダルトな部分も多いが、表現や話の進み方や、登場人物の発する言葉など、とても自分の好みだった。他の作品も読みたい。

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    面白いです。
    ボリュームも多くなく、ちょうどいい構成
    ありきたりな物語でもなく読めば読むほど展開が気になる

    0
    2025年09月14日

    Posted by ブクログ

    現代日本の作家である大崎善生(1957-2024)による作品。2001年。本書を読み終えてから、作者がすでに他界していることを知った。



    いまの自分というのは、これまでに出会ってきたいろんな人たちや文物たちや体験たちといった諸々からなるモザイク画のようなものではないか。自分の中にいろんな誰かた

    0
    2025年08月22日

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