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Posted by ブクログ 2018年10月22日
昭和31年に掲載された本らしいので、今では考えられないような差別用語や非常識を考慮しなければならないものの、清々しいほどのド直球、青春小説。裕福だが様々な問題を抱えている田代家。そこに家庭教師として、たか子が訪れたことから物語が始まる。まず登場人物の会話がなんかセンスがあるというか、キャッチーでイキ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月26日
かなり前に書かれた本だけど、そんなに古さを感じなかった。
若者らしいこだわりや、迷い、戸惑いなど、それぞれ人は迷いながら、手探りしながら、進んでいくんだろうと思う。
どれだけ、自分の迷いとまっすぐ向かいあうか?真摯に向かい合うだけ、人は深くなっていけるのではないだろうか?
一番わからないのは自分かも...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年06月24日
この言葉の言い回し。時代を感じる。気恥ずかく苦しささえ覚える。
今は、感じたり考えたりしている事がらを、真正面から素直に言葉に置き換えるよりも、受け取る相手の気持ちも自分の気持ちもオブラードに包んで、雰囲気込みで感じ取りあう関係が多いように思うから。
この小説のこの気恥ずかしい感じは、終戦後の自由を...続きを読む
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