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Posted by ブクログ 2015年01月28日
この小説の沖田さんは、綺麗すぎず、格好良すぎず、心の弱い部分も垣間見れて若者らしい私の思う『沖田総司像』に近かったです。
そのおかげでとても入り込みやすく、親近感も湧いてどんどん読み進められました。
さりげなく書かれた沖田さんの行動一つ一つに彼の性格が出ていて、でもどこか影があって。分かり易そうで...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年11月07日
沖田総司が好きだったため、今までの印象が崩れたら…と思って手付かずになっていた本。
でも、そのまんまの沖田総司でした。
今の作家さんたちは、この本を参考に沖田総司を描いてるのでしょうかね?
知らないことも新たに知ることができ、楽しい1冊でした。
でも、心の何処かで、沖田が労咳で死なずに隠れて...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年02月04日
9年ほど前単行本で一度読んだけれど、文庫になったということでまた手に取ってい読み返した。
新選組小説の中で一番好きだ。
そして、大内さんの沖田が私の理想の沖田でもある。
大内さんは本当に沖田を丁寧に暖かく見守るように描かれていて、
優しい文章だ。そのぶん歴史事項などは軽く流されているが沖田自身も時...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月07日
司馬さんの描く土方や総司とブレることなく、それでいて
総司から見た新選組が新鮮でとてもよかったです。
山南の切腹ではじめて菊一文字を使う場面や、環への恋心。
藤堂との別れ。山崎の死。姉との別れ。近藤の死。
そして土方との別れ。
もっとも死に近いはずの総司が次々と仲間の最期を見届ける。
その悲しみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月10日
あ"~、沖田くんと土方副長との今生の別れのシーン、なんて悲しくて切ないんだ…。涙が止まらないです。2人の強い絆が一層際立っていた本だった。近藤局長の我が子を見守るような姿も微笑ましい。そして山南敬介の最期・藤堂平助・斎藤一等々との新選組隊士との交流も生き生きとして描かれていてとてもいいです...続きを読む
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