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Posted by ブクログ 2014年01月13日
ヒト型ロボットが実用化された社会。ロボット学者の祐輔と進化心理学者の玲奈は、ロボットのケンイチと共に暮らしている。三人が出席した人工知能のコンテストで起こった事件から、悪夢のようなできごとは始まった。連続する殺人と、その背後に見え隠れする怜悧な意思が、三人を異世界へ引き寄せる――。人間と機械の境界は...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年08月13日
ロボットと人間の境目を模索するSF小説。
東北大学の博士号を持つ元講師が書いているだけあって、内容が濃い。
自ら考える知能を持ったロボットは人間とどう違うのか、人間らしさやロボットらしさってなんだろうか等々、近年現実味を帯びてきた問題について葛藤する研究者が描かれている。
ips細胞の研究も進んでき...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
どっかで森博嗣の「すべてがFになる」との相関を切々と解いてくれてる人はいるんだろうか?どっかで清涼院流水の「コズミック」との相関を切々と解いてくれてる人はいるんだろうか?SFとかミステリとか哲学とかそんな矮小な「カテゴリ」ではなく、「デカルトの密室」は明らかな「物語」で、<アタシ>にとって大切な物語...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年03月08日
小難しい話が続き、分からんなぁと思いながら遠ざかると、ふいになんとなく共感できる部分が出てくるのでまた引き寄せられるの繰返し。
ロボットの知能(あるいは心)を考えるとき、機械からは遠いように思われる哲学の問題が出てくるのは面白い。しかし、人間は自分の枠を広げることは出来ても越えていくことはできないが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月07日
作家ではないので推測でしかない。
でも、この作家さんはもしかしたら、
まるで恩返しをした鶴のように、身を削って作品を仕上げているのではないか、
そしてその作品はあたかも、彼の作品世界への試金石なのではないかと思う。
正直、読みやすくはない。
科学の知識がてんこもり、さらにその文章が精緻で、
い...続きを読む
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