レッド・ゲート農場の秘密

キャロリンキーン / 渡辺庸子

親友ベスが買ったひと瓶の香水、それが、ナンシーを新たな事件に導くことになろうとは。親友ふたりと買い物帰りに知り合った少女ジョアン。彼女の住むレッド・ゲート農場の困窮を知って、放っておけなくなったナンシーは、援助の手を差しのべるべく、三人での農場滞在を決める。ほかの下宿人も決まりひと安心と思いきや、農場の土地を強引に手に入れようとする男に、敷地の一部に住むあやしげな新興宗教の集団と、周囲はきな臭いことばかりだ。探偵心をくすぐられ、早速農場の周りの探索をはじめるのだが……。好調少女探偵シリーズ第６弾。

• カテゴリ: 小説・文芸
• ジャンル: 小説 / 海外ミステリー
• 出版社: 東京創元社
• 掲載誌・レーベル: 創元推理文庫
• シリーズ: 少女探偵ナンシー・ドルーシリーズ
• ページ数: 238ページ
• 電子版発売日: 2011年10月21日
• コンテンツ形式: XMDF
• サイズ(目安): 1MB

[ブクログ · ★★★★★]

ナンシー・ドルー、お次は偽札事件！
ホイップのたっぷり乗ったチョコレートサンデー…食べたくなりました。
甘いサツマイモも…。
たくさん食べて聡明で美人で行動的。
憧れるゥ！

[ブクログ · ★★★☆☆]

ひと瓶の香水をきっかけに怪しげな新興宗教の集団、強引な土地の回収と新たな事件が起こります。児童小説ですが話の内容は大規模で大人でも楽しめると思います。

[ブクログ · ★★★☆☆]

理想的な人物を配し、環境にも恵まれているナンシー・ドルー。それがいやみにならないのは、彼女がその恵まれた環境や才能を他の困っている人のために使っていることと、人に甘えた態度をとらないからだと思う。今回は「ちょっと大丈夫か、ナンシー！」といいたくなることもあったが、なんとか乗り切った^^;少女の頃読んでいたらあこがれていたかも(笑)

[ブクログ · ★★★☆☆]

ナンシーはなんだってできる、すごい女の子。毎回かっこいいところを見せてくれるけど、今回はなんと、友人が蛇（毒蛇かもしれない）に噛まれた時にも落ち着いて処置。すごいわ。