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夫の名は福島智、東大助教授。TIME誌「2003年アジアのヒーロー」日本の5人に松井秀喜、坂本龍一、オノ・ヨーコ、朝青龍とともに選ばれた。●私が出会ったときには、夫は全盲ろうだった。出会って10年経っても、夫は自分の妻の顔も声も知らない。●「福島さんに障害がなかったら、結婚してた?」この質問は、友達からの質問ベスト5に入る。ちなみに1位は、「福島さんのどこが好きで結婚したの?」である。
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Posted by ブクログ
娘の学校に福嶋さんの講演があったのを機に、メディアでしか知らなかった人が、ぐっと身近になった。女性の立場から、ご主人との関係に興味があって、読んでみた。 確かに、福島さんは窺い知れない孤独を抱えている。それを理解し、共に生きる奥さんもまた、立派な方であると思った。
盲ろう者の夫との、出会いから結婚生活を綴った本。 読み進めていくうちに、著者が夫・福島氏に惹かれた理由がわかる気がしました。 障害者との結婚、家族が介助や介護をすることの難しさなど、興味深いエピソードがもりだくさんで読者を飽きさせません。
障害者の妻としてでなく 一人の女として深くご主人を愛されているんだということや普通の主婦と同じような愚痴が 普通にこぼれていることに共感を覚えたりw楽しい素敵な一冊でした
TVのドキュメントをはじめて見た時に、すごく感動しました、 気づかせて頂く感性を福島先生に頂きました、日頃から、目に見えない世界とは感覚の世界、そこに障害的な立場から健常者である私たちが、得なければならないような事柄を教えて頂ける温かいッセイの一つです。
著者の夫は盲聾の大学教授、福島智。 障害者のそばにいる人は自動的に介護人と見なされがちで、それは時にどちらにとっても失礼になる。 「母」や「妻」ならなおさら、献身的な介助者役を求められる。 手伝うのが嫌なんじゃなくて、介助者にされてしまうことに違和感がある。 そういう、「障害者のおくさん」のエッセイ...続きを読む。 ケンカしてムカついてるから本当は手も触りたくないんだけど、コミュニケーションツールが指だから手に触れながらケンカをする。 そこで触るのをやめて(障害を利用して)勝つのは人としてダメだから、それはぜったいにやらない。 もし私がそこで手を離す人だったら夫も私と結婚しなかったと思う。 というエピソードが好き。
主人公の福島智さんは、9歳で視覚を失い、18歳で聴覚を失い、全盲聾になりました。 このエッセイには、二人の出会い、結婚生活のエピソードが笑いを交えながら、深いメッセージと共に書かれています。 福島さんは指点字というコミュニケーション方法を使っています。 相手が話した事や見えるものを、その指点字で通訳...続きを読むする光成さんのエピソードで印象的なものを書きます。 福島さんの講演会などで、通訳者が手配出来ない場合、光成さんが同行することもあるそうなのですが、その時主催者側から 「妻が夫の介助をするのは当然」というように見られるのだそうです。 もちろん家族である事に変わりはないけど、通訳者としての仕事を認めてほしいという思いがそこにあるのは当然の事だと思います。 また、取材などを受けるといつも「真摯に障害のある夫を支える妻」という風に取り上げられるのも疑問に思っているのだとか。 福島さんが全盲聾である事を知っていて結婚したのだから、愚痴を言うのをはばかられて、納得いかない思いが募っていくというエピソードが印象的です。 このエッセイから、福島さんが障害者だから光成さんに支えられているのではなく、 お互い対等な立場で支え合っているのだという事を感じました。 やっぱりどちらかに何らかの障害がある夫婦、カップルは障害がある方を無い方が「支えている」という風に映るのでしょうか? 夫婦のあり方を考えるいい作品でした。
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光成沢美
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