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Posted by ブクログ 2022年09月26日
読んでいて怖くなりました。
日露平和条約の締結と北方領土問題を阻んだものは何であったのか。
あゝ、今少しで失われし国土を取り戻すことができたかもしれず、非常に残念です。
巻末にひっそりと語られている鈴木宗男氏の杉原千畝の名誉回復に始まる国際協調
佐藤氏と築いた、唯一、プーチンにいつでも会える政治家...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月15日
私達が気軽に使える交渉術を披露する、という本では決してない。ただ、人間というのは、特にインテリ層はどういう生き物で何を考えているのか、ということを知るには最適な書籍。いつもながらではあるが、著作の、読む人をグイグイ引き寄せる文章力はさすが。
人間を知るには、司馬遼太郎か佐藤優か、というのは確実に言い...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月01日
交渉術という直接的な言葉に惹かれて読み始めたが、意識は別方向へと飛ばされていった。
佐藤氏の置かれた立場の当時の隣人として立ち会っているような錯覚にとらわれていた。
また、エッセイを読んでいるような思いも覚えていた。
佐藤氏も書かれていたがこれは失敗が記された書であると‥
この書から交渉術を身につけ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年10月04日
『交渉に絶対勝利することができる確実な技法を身につけることはできないが、交渉術のある種の原則と具体的な事例を研究すれば、交渉に勝利する可能性はかなり高くなる。
この点について、これからアルコール、セックス、カネ、ポストなど人間がもつ欲望を分析して、交渉能力を強化する方策について考えてみたい。』
...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月06日
タイトルは交渉術でも、これは
ほとんど佐藤優の経験が詰まった実社会の
お話、もしくはハードボイルドのような
読み物です。
ロシアでは殺人以外のたいていの犯罪は、秘密警察で
もみ消すことができることや、
世間でイメージされているハニートラップなどは
現実にないことなど、情報も満載。
何より、外務省...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月12日
この本を読むと、日本のインテリジェンス(スパイ術)も結構なものがあるなと思える。ただそれが、外務省にあるのが意外であり、また、主にその力を外交ではなく、自省の権益確保と自らの昇進に消費してしまっているところが残念であった。この本は2009年の本だが、いまでもこのインテリジェンスは保持できているのだろ...続きを読む
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