南西の風やや強く

南西の風やや強く

1,540円 (税込)

7pt

4.2

12歳、江の島をめざして歩いた。15歳、だれにも言えない秘密をもった。そして18歳、ぼくらの未来は……?親に言われるがまま難関中学を目指し、勉強づけの日々を送っていた狩野伊吹。ある夏の夜、思いがけない出会いが彼を変え成長させていく。二人の少年と一人の少女の、あまくてせつない、そして爽やかな青春小説。

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南西の風やや強く のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ


    この本は、中学受験を目指す伊吹という名前の12歳の男子の物語です。

    ある日の夜、伊吹が神社にある木に結わえられていたおみくじを破っていると、後ろからなんだった?という声がしました。振り替えると同級生の多郎という男子がいました。多郎は神社の裏口から来たようでした。
    多郎が見してよと言うのでおみ

    0
    2020年07月12日

    Posted by ブクログ

     予定調和とか、伏線完全回収とか、そういう言葉では収まらないような。ラストへの道筋全部がとても心を揺さぶる。

    0
    2020年04月21日

    Posted by ブクログ

    親に言われるがまま、難関中学を目指し勉強漬けだった主人公の物語。憂さ晴らしにおみくじにいたずらしているところでの偶然の出会いが、主人公のこの先を変える出会いだった・・

    YAということもありサクッと読めました。罰当たりな気がしないでもないけど結んであるおみくじ引くっていうのも面白い話。主人公が変わる

    0
    2021年09月09日

    Posted by ブクログ

    主人公・伊吹(いぶき)が南西の風と共に感じたものは、暴力、恐怖、恋愛、嫉妬、命…。今日の決断は明日の幸せを願ってするもの。歩みを止めずに前に進む、伊吹にエールを贈りたいです。

    0
    2021年07月09日

    Posted by ブクログ

    中学受験のために塾に通う伊吹は、模試の前夜自宅近くの神社で憂さ晴らしに結んであったおみくじを破いている時同じクラスの多朗と行き合う。優等生の伊吹にとって体が大きくて不良っぽい多朗は苦手だったが、成り行きで二人で江ノ島を目指すことになる。それから二人は学校では変わらないが、スマホでやり取りするようにな

    0
    2021年01月12日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公の男の子が、優秀すぎるお父さんからの期待に応えられなくて、自暴自棄になりそうなところに、僕自身と息子との関係を重ねてしまう。僕自身は日々劣等感にさいなまれながら生きている毎日だが、息子に対してそれが裏返しになって、過度に高い理想を期待しすぎているのではないかと、きっとこんな風に息苦しい思いをさ

    0
    2018年09月23日

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