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「前戯は最低でも一時間半。だいたい失神させてます」ヒカル(26)。「ホストを始めたのは、自分が本当に好きになれる女性を探したかったからなんです」澪(24)。「オレ、嫌なんです。お金でセックスするのって」翼(23)――暗く汚い商売だと思われがちなウリセンや出張ホスト。「軽い」「騙す」「口先だけ」そんなイメージの彼らだが、その素顔は、時として純情、時として強がりな、普通の男なのかもしれない……。男たちは、何ゆえに身体を売るのか? 女たちは、何を求めて男を買うのか? 元風俗嬢であり、元ウリセンの彼氏をもつ著者による迫真のノンフィクション!
...続きを読むPosted by ブクログ 2009年10月04日
タイトルを見て読んでみたくなった。売る男たちのインタビュー本。売る男たちのそれぞれの価値観が浮き彫りになり、それに作者の思考が絡まりあう。インタビューの部分に多少、パンチが弱い部分はあるけれど、人に巣食う寂しさを職業として埋めていくことについて、なんとなく考え込んでしまった。売る男たちの共通点は、買...続きを読む
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