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Posted by ブクログ 2024年01月21日
プロレタリア文学の代表作。
行き過ぎた資本主義への抑制、という観点では、現代社会においても、共感できるところ、学ぶべきところはあるのだろう。
最後に監督が解雇され、自分もまた大きな社会構造の歯車でしかないことに気づかされる。
厳しい労働環境を具体的に描く一方、この終わり方を以って社会構造全体の問題...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年02月13日
カニ光線
中学生の頃恥ずかしながらカニ光線だと思っていた。それから15年経て、読んでみた。
気付き
・搾取されないために勉強は必要
・何も考えずに仕事をしていてはいけない
・共産主義の良い面の影響
・日本を築いた先人達に感謝したい
汚い、重い、辛い、の三拍子揃った本だが、自然とスラスラいける。...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年10月25日
正に近年の日本。
もうすぐ衆院選だが、選挙の大切さを身に染みた。
国や周りを変えるのは己とその組織。
資本主義が世界で崩壊されつつある今こそ読んで良かったと思った。
一時期に確かこの本はかなり売れ行きが尋常ではない時期があり、これは「ブラック企業」が出始めた頃だったように記憶している。
声を上げるこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月21日
ひたすらにえげつない。監督にボコボコにされた漁夫が恨みを晴らすため監督の部屋に殴り込んで部屋をめちゃくちゃに壊したが、監督だけはどういうわけか居なくて監督だけは壊せなかったという場面が特に印象的だった。いつの時代も損をするのは末端の人間で、上の人間は何かあったら尻切れトンボのように逃げていく。この時...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月18日
ー蟹工船ー
マルクスは労働力の商品化を唱えたが、蟹工船では、労働者(人間) が器と化している。その器とは、「労働」という機能を果たすための器である。家畜ならば、働けなくなっても、 その肉を食らうことができるが、壊れた器は捨てるしかない。なので、蟹工船の労働者たちは、家畜にも劣る扱いを受けている。作者...続きを読む
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