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「撮ってはいけない」というのではなく、さまざまなシチュエーションを想定し、守るべきルールとマナーを、一線のプロ写真家がアドバイスする。これは、楽しく撮るためにはどうすればよいか、の提言の書です。
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Posted by ブクログ
日本写真家協会による、いわゆる啓蒙本かと。 昨今の気にしすぎるプライバシーと、著作権・肖像権などの関係を丁寧に説明してくれている。 とても勉強になったし、これから状況状況で読み返すことになると思う本だった。 撮る側と撮られる側のコミュニケーションが大事だと言うコトと、撮る側はきちんとモラルを持ち合...続きを読むわせてカメラを持つコトが大事だ。
携帯電話などでの撮影機会の増大と、ネットという公表の場所の誕生で、それまでも存在してた肖像権や著作権の問題が一気に浮上してきた。撮影時のシチュエーション別にQ&Aで紹介される構成は読みやすい。本書はスナップ写真が時代を記録する重要な文化という立場をとっている。プライバシー尊重の「撮られたくな...続きを読むい気持ち」の偏重に対してアマチュアカメラマンの側に立っていて、撮ってはいけない、と言うのではなく、どうやったら撮れるのかを考察しているので、写真を撮る人は一読するといいと思う。
スナップ写真を撮影するときによくあるシチュエーションを1つ1つ取り上げ、ケーススタディーを1冊に纏めたような本。一読しておけばスナップ撮影の一助になると思います。特に著作権、肖像権、パブリシティー、など、取られる側の気持ちになって撮影する心構えが書かれています。
色々な事例をもって、撮影していいのか悪いのかということが書いてある。本格的に写真をやろうという方は一度読んでおくといいかもしれない。 写真を撮るという行為も、感謝するという気持ちが一番大事なんだという事が書いてあり、これからどういう心構えでやっていけばいいのか分かりました。
[ 内容 ] ケータイにデジタルカメラ…だれもが写真を撮る時代。 だからこそ、知っておきたい肖像権、著作権の常識。 「撮ってはいけない」というのではなく、さまざまなシチュエーションを想定し、守るべきルールとマナーを、一線のプロ写真家がアドバイス。 写真を楽しむための66のQ&A。 [ 目次 ] 1...続きを読む こんな場所で撮っていいの? 2 撮った写真を公表したい 3 パブリシティーがらみの写真 4 写真を撮ってトラブルに 5 そのほかのケース 鼎談 スナップ写真はこう撮ろう(松本徳彦 毛利壽夫 山口勝廣) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
相手が不快に感じるときは当然撮ってはいけない。隠し撮りはいけない。相手と親しくなれと。 ただ、自然な表情を撮りたいときにどういう方法があるのかもう少し例があると良かった。もちろんいろいろ話してお友達になってからというのが基本ではあるけど、ある一瞬の状態を見て、あ、いいなと思うのが普通だと思う。
前半はとても参考になりました。 全体通して読んでおくと、いつか役に立つことと思います。 発行年からか、フィルムの時代を前提としてるのが懐かしかったですね。
肖像権や著作人格権について、 携帯を含め、カメラを持つすべての人が 認識しておかなければならない。 成熟した社会には必要な事柄だ。
肖像権やプライバシーなどの言葉が独り歩きしてしまって、スナップ写真を自由に撮れない社会になってきている。そのような現状でどうすればいいのか、ルールとマナーについて専門家によるQ&Aがあげられている。
日本ならこの手の指南書があるのでは?と思っていたら、ほんとに出版されていて、思わず笑ってしまった(笑) 日本写真家協会編なので、諸問題を意識し、問題意識を持ちつつも、写真を撮っていきましょうというスタンスで書かれているので、”撮る側”としては読んで安心できる一冊。 様々なシチュエーションでの例を...続きを読むQ&Aで解説していくので読みやすいが、悪く言えば当たり前のこと、マナーにしても当人の意識次第。ケースbyケースで判断せよ、というのが結論ともとれる内容は、やや深堀が足りない気がする。相手の嫌がる写真は撮らない、最後は自分で責任を取る覚悟で臨むこと。本当、当たり前の心がけの再確認の1冊。 ただ、「肖像権」について「財産権」と「人格権」に分けて考えることができること、ネットでの掲載が危険(やはり)という指摘は注意したいと思った。 新書サイズなので街撮りに出かけるカメラバッグに常備しておいて、何か問題が起こったときに参照するにはいいかもしれない。 「時代を記録する」「社会的な風景」を残す、資料的意義ある活動でもあることを大切に意識していきたい。
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