きょうも芸の夢をみる

きょうも芸の夢をみる

1,760円 (税込)

8pt

5.0

芥川賞作家・又吉直樹推薦!!
傑出した想像力による異色の短編集。
芸人の笑いと悲哀と喜びが克明に描かれている。


吉本興業から新たな文藝芸人、誕生

芸人たちのリアルな悲喜交々を紡いだ短編小説集。
現役芸人だからこそ描ける、漫才やコントのネタの数々を交えながら、芸人の青春をエモーショナルな筆質で綴る。

笑ったり、ときには傷ついたり、もがき苦しみながらもいつか売れる日を夢みる――。
等身大の芸人たちの、痛々しいほどの感情が繊細に描かれた、芸人青春小説の新たな傑作が誕生。
ショートショート的要素を取り入れた短編全11篇を収録。


24時間、365日、お客さんに笑ってもらうことを考えつづける。バカになり続ける。
そんな大人がうじゃうじゃいる吉本に在籍すること14年。
芸人による、芸人の話を、リアルと空想を交えて綴りました。
どの短編も、若手芸人として酸いも甘いも経験した僕の人生の結晶です。
ファビアン


―目次―
禁断のコント
腸々 ~cho cho~
エルパソ
笑いの神様
むかしむかし、ある喫煙所に
しっくすん
スケルトン
芸人冥利
跳躍芸人
まい君
藍情
あとがき


【著者プロフィール】
ファビアン(西木ファビアン勇貫)
1985年、徳島県生まれ。日本人の母とドイツ人の父を持つ。
2009年、吉本総合芸能学院(NSC)を卒業し、吉本興業所属の芸人となる。同期の小川と「あわよくば」を結成。
「あわよくば」として新人賞を取ったり、個人では名古屋でレギュラー番組を持ったり、『アメトーーク!』に出演するなど活躍するものの、コンビは解散。
以後、執筆活動を始め、「渋谷ショートショートコンテスト」優秀賞、「第9回沖縄国際映画祭」クリエイターズファクトリーで映画企画コンペティション・グランプリ、「小鳥書房文学賞」などを受賞。
解散から2年後、「あわよくば」を再結成。
現在は、漫才コンビ「あわよくば」としても活動している。


発行:ヨシモトブックス
発売:ワニブックス

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きょうも芸の夢をみる のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    芸人さんがどれだけ「芸」というものに真剣に向き合っているかが伝わってきた。毎日の一挙手一投足はすべて「夢」を叶えるためにあって、そのためなら多少の無理はできてしまうし、本当に大きな「何か」がないと到底諦められない。夢ってそういうものだし、私もそうだった。夢を見ようと藻掻くのは苦しいけど、夢を手放すの

    0
    2023年05月13日

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