本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか

本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか

1,045円 (税込)

5pt

※こちらの作品は、Android端末と、他のOS端末の間でしおり同期ができません。

本書は、『図書館の学校』( NPO図書館の学校)で2005年から2007年にかけて連載された原稿を主軸にした、「本が生み出される現場」「本が読まれている現場」の記録である。
この30年で出版点数は4倍になったが、いっぽう1点あたりの販売金額は半分になった。
なぜこんなことが起こったのか。理由を知りたい。
それが取材をはじめるきっかけだったと著者永江朗氏は言う。
この5年間で、「本が生み出される現場」は大きく変化しはじめている。
自費出版ブーム、ケータイ小説の爆発的売れ行き、ライターや編プロが置かれるますます厳しい現状。
一方「本が読まれている現場」はどうか。
変わりつつあるのか。
「読書ばなれ」は本当か。
新書ブーム、ベストセラーはだれが読んでいるのか、などなど。
変遷する「本の現場」から何が見えてくるのか。何を見るのか。
巻末には、本のディレクションを生業とする幅允孝さん(BACH)へのインタビュー、編集部による永江朗氏へのインタビューを収録した。
最後に、そのインタビュー中に「ではこの本は再販をはずしてやってみましょうか」という話になった。
本書は、定価ではなく、希望小売価格で発売します。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    本の現在(2005から2007の原稿)を制作側と読者側の両方から考えている本。

    本書の特徴は何といっても著者の想像や推測の産物ではなく、関係者へのインタヴューや統計資料を基に考察が行われているという点。

    そのため楽しく読め、かつ、他の本では扱われていない現場(編集プロダクションなど)の声も汲み取

    0
    2013年02月14日

    Posted by ブクログ

    発行部数の増加→1冊あたりの販売部数の低下→返品率の増加(4割)

    出版社は納品数より返品数が多くなる事態を避けるため、納品数(新刊数)を増やす→→本の短命化(1冊の本が書店に並ぶ時間が4分の1に)

    出版社が本の内容の良さを保障していないことが問題
    漫画誌→ネットへ→出版社が楽になる


    インター

    0
    2011年10月06日

    Posted by ブクログ

    1990年代の出版界の状況を書いた佐野真一の本を読んだことがありますが、この本は2005年以降の本の読まれ方と出版界の現状についてまとめています。
    最近、通勤電車に乗っていて、本を読んでいる人が増えているように思います。90年代はマンガ本か雑誌や新聞、2000年頃から携帯電話やゲーム機で遊んでいる人

    0
    2010年08月24日

    Posted by ブクログ

    わかりやすいです。本を巡る環境は2010年大きく変わると思われるので、そのへんは考慮しないといけないだろうけど。

    0
    2010年05月31日

    Posted by ブクログ

    「本のニセ金化」、「新刊洪水」など、出版業界の腐った部分がこれでもかって程暴かれている。
    旧態依然の構造に囚われている業界の真相を知るにはうってつけの一冊。

    0
    2010年05月03日

    Posted by ブクログ

    既得権ビジネスは、イノベーションのジレンマでまだまだ苦しむんだろうな。

    うちは、親戚みな本が好きで、親は数千冊本を持っている。
    本がある環境で育ってきたけど、そういうほうが少ないのかな。

    12,35,50,59,75,83,106,135,138,217,219

    0
    2010年04月13日

    Posted by ブクログ

    ●70年代から00年代の30年の間に新刊発行点数は4倍になった。けれど、本は売れなくなった。→コスト・質を下げてでも本を出す。なぜなら再販制度があるから、書店・取次に返金をしなければならないため、それを上回る本を出す。→自費出版、ネット本、素人ライターでコストダウン→そして、質は下がり、売れない本が

    0
    2018年10月22日

    Posted by ブクログ

    読書離れは本当に進んでいる?そんな疑問に答えてくれる本。簡単な統計ひとつとっても電車の中で本を読む人は減っていない。これは青少年の犯罪が実際は減っているのに増えていると感じるのと同じこと。唯、本が売れていないだけ。その他にも本屋大賞の成り立ちや新刊の現在の発行状況等について詳しく教えてくれる。

    0
    2015年06月08日

    Posted by ブクログ

    出版業界で起きている様々なコトをルポ。
    出版社や本屋にとって、今の状況は全然よくない。でも何かを変えるのは、怖い。
    もう限界だ、システムが破綻してると言われ続けて何年経ったんだろう。
    この本が出て、もう5年。事態はさほど変わっていない。

    0
    2014年11月30日

    Posted by ブクログ

    書店の平台に並んでるのが嫌韓・嫌中系の本ばかりだという批判があるが、それを取り除いたところで残るのは『長生きするには肉を食べるな』みたいなあやしげな健康本か『ほんとうに夢を叶える引き寄せの法則』みたいな胡散臭い自己啓発本か『◯◯力』みたいな芸能人が書いた(とされている)中身の無い新書ばかりだろう。そ

    0
    2018年10月20日

本の現場 本はどう生まれ、だれに読まれているか の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

無料で読める ノンフィクション

ノンフィクション ランキング

永江朗 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す