バレエの世界史 美を追求する舞踊の600年

バレエの世界史 美を追求する舞踊の600年

1,034円 (税込)

5pt

4.2

バレエはルネサンス期イタリアで誕生し、今なお進化を続けるダンスの一種だ。当初、王侯貴族が自ら踊り楽しんだが、舞台芸術へと転換。観客も貴族からブルジョワジー、市民へと拡大する。十九世紀の西欧とロシアで成熟し、世界へ広がった。ダ・ヴィンチ制作の舞台装置、ルイ十四世が舞った「太陽」役、チャイコフスキーの三大バレエ、シャネルやピカソが参加したバレエ・リュス、そして日本へ――六百年の歴史を通観する。

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バレエの世界史 美を追求する舞踊の600年 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    鑑賞者の立場からバレエの見方を知ろうと思い購入。

    出来の悪い無駄に大きいだけのムック本、「バレエの世界へようこそ:あこがれのバレエ・ガイド」とは雲泥の差である。

    社会発展史の中でのバレエ芸術の進歩を捉えている点では全くカテゴリーが異なるが、ジャズ音楽をそうして論じている本多俊夫著「ジャズ」と同じ

    0
    2023年08月20日

    Posted by ブクログ

    バレエの歴史600年。
    宮廷貴族から一般大衆への道筋と、技術の進歩、
    芸術への発展を、世界史の流れに沿って説明する。
    序章 バレエとは何か
    第1章 都市貴族の余興として芽生えたバッロ
    第2章 フランス宮廷の祝典から誕生したバレエ
    第3章 宮廷儀式・儀礼から劇場芸術へ
    第4章 オペラと一体化したバレエ

    0
    2023年04月17日

    Posted by ブクログ

    600年間を要領よく整理したタイトな記述で、著者のいう通り、「一気に」読める見事な教科書。初学者はここに書かれていて理解できない部分がなくなるように勉強を広げれば良く、また全て理解できる頃には何が不足しているかも自分で気付けるだろう。

    0
    2023年11月30日

    Posted by ブクログ

    まさにバレエの世界史。誕生から進化を遂げ、世界に広がる600年の歴史が良くわかる。
    大人バレエを20年続けているので、とても興味深かった。

    0
    2023年07月27日

    Posted by ブクログ

    バレエが政治経済文化と関わり、時に政治に利用されながら、空間的、社会的、芸術的に広がって行ったのかがよく整理されていて読みやすかった。
    歴史に名を刻むダンサーや振付家や支援者のエピソードや、彼らへの当時の評価の言葉も興味深い。
    ロマンチック•バレエのダンサーでポワント技法を完成させたマリー•タリオー

    0
    2023年05月21日

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