スカーレット・レター

スカーレット・レター

1,870円 (税込)

9pt

3.3

文芸編集者の春川澄香は、新人作家の山科和美と打ち合わせをするため岩手県に向かった。半日かけてやっとたどり着き、温泉宿の部屋で一息ついていると赤い封筒が目に入る。中に入っていた便箋を読むと歓迎の言葉が綴られていた。その時、窓に何かがぶつかる音が。おそるおそる確認してみるとカラスがぶつかり、血を流していた。それをきっかけとするように老人の幻影が現れ、何かを訴えようとしてきたのだ。和美の友人の不審死、ベストセラー作家の失踪……。全ての真相が暴かれた時、澄香が町を訪れた本当の理由が明らかになる!

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スカーレット・レター のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    新作の結末に悩んでいる新人作家の元へ担当編集者が挨拶と新作の完成を見届けるため訪れる。新人作家の実家は携帯の電波が届かない田舎町にある旅館。原稿が完成するまで滞在することに…。編集者と作家の家族のほんわかした交流が徐々に狂っていく。読み終わった後なぜ装丁と旅館のウェルカムメッセージが赤いのか意味がわ

    0
    2024年03月25日

    Posted by ブクログ

    春川澄香は出版社の社員として八年が過ぎた。
    期待の新人である山科和美担当している。
    現在書き進めている小説の打合せをするため、岩手の人里離れた旅館を営む彼女の家を編集長と訪ねる。
    不穏な空気は感じてましたが、そんな展開ですか。
    イッキ読みしちゃいました。


    0
    2023年10月16日

    Posted by ブクログ

    山科和美(26歳)は自費出版で出した本が評判となり、版を重ね、ついに50万部を超えた。どの出版社も次は自社で出してほしいと願う中、選ばれたのは中堅の出版社の春川(30)という編集者だった。作品を生み出すのに苦しんでいる山科の住んでいる実家を、春川と編集長の古田が訪れるところから話は始まる。春川は同人

    0
    2023年11月21日

    Posted by ブクログ

    うーん。
    ラストが唐突すぎる。
    2/3までは良かったのにな〜
    最後にもう一捻りあったらベストだったかも。

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    スプラッターで始まってミステリーかなと思ったらホラー、伝奇に変化。冥婚してしまったのね。小説のラストはどうなったんだろう?

    0
    2023年08月12日

    Posted by ブクログ

     主人公は、出版社の編集者春川澄香…新人作家の山科和美との打ち合わせのため、彼女の実家でもある、岩手県の山間にある「山科旅館」に向かう…。編集長の古田は1泊するが、春川澄香は山科和美との次回作の執筆を勧める目的で連泊することになる…。山科和美の家族も、春川澄香を家族のように迎えるが…その間、説明のつ

    0
    2023年06月28日

    Posted by ブクログ

    後半までハラハラ読み進めていたのに第八章で急に意味不明に?オカルトオチで済まされるのか?飲み会帰りの電車で読んだ自分が悪いのかもしれないけど急展開&理不尽で消化不良。

    0
    2023年05月24日

    Posted by ブクログ

    正体不明の何者かが身体に纏わり付いて来る様な不快感を感じるオカルトミステリー。

    主人公・文芸編集者の春川澄香は新作の打ち合わせに新人作家・山科和美が暮らす岩手山間部にある温泉宿・山科壮へ向かった。

    窓ガラスにぶつかるカラス、露天風呂に現れる老人の幻影。
    携帯も繋がらない温泉宿への恐怖がどんどん増

    0
    2023年04月07日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    主人公は女性編集者。仕事に熱心で真面目な性格。
    真面目すぎるがゆえにコミュニケーションが得意ではない。
    自費で出版していたとある女性新人作家にいち早く目をつけ担当編集者となる。

    初作で50万部売れるベストセラーとなり2作目 
    オージナリーピーポーも完成間近になり彼女の実家に編集長と共に訪れる。

    0
    2023年04月26日

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