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Posted by ブクログ 2012年01月31日
電子書籍関連の本を年末から何冊か読みましたが、一番秀逸だったと思います。
1章電子書籍の問題はどこにあるのか
2章グーグルは電子書籍を変えるか
3章「ネットは無料」の潮目がかわろうとしている
あとがき
という構成ですが、3章とあとがきは非常によかった。自分の思っていたことをきれいに整理して書いてくれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月15日
電子書籍に1990年代から携わってきた著者が、電子書籍について述べたもの。電子書籍端末をめぐる日本の進展について(1章)、世界中の既刊本と電子化しようとしているグーグルのプロジェクトについて(2章)、新聞の課金の試みについて(3章)、書かれている。電子書籍の専門家だけあって、経験豊かで内容は詳しい。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月13日
「電子書籍元年」と言われる2010年も年末を迎える時期になりました。話題が少ない日本のネット業界ではバブルと揶揄されるほどのブームになっていますが、騒いでいる割には電子書籍についての実情がそれほどわかっていないことに気が付きます。
本書は新旧メディアに深くかかわってこられた歌田明弘氏が、これまでの...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月14日
この著者の電子出版とそれにかかわる(電子ペーパーの話など)著作はこれまでも読んできた。今回は、実際に「ブーム」となっている現状をどう理解するか、そしてこれからどういった展開をするか、ということについて、著者の予測が書かれている。
これから先どうなるかという答えを持っている人はまだいないと思う。その意...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月20日
『電子書籍一般論』1998年以降の日本における電子書籍の歩みを解説。特にどこかの陣営に偏ることなく、日本の読書端末、キンドルの売り方、グーグルの文化からアップルの値付けまで万遍なく抑えた良書。電子書籍に夢を見過ぎるわけでも悲観するわけでもなく、現実の事実の延長から目の前にある次の一歩を探る論述は刺激...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年07月05日
電子書籍について書かれた本。この本の中で一番気になった部分はgoogleのブック検索に関して。日本で刊行された書籍はブック検索の対象にならなかったわけだが、そのことがローカル言語である日本語で書かれた書籍にとって、最終的には不利益になるのではないか、という論旨はこれまで触れなかった視点でおもしろかっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年02月19日
電子書籍の歴史というかこれまでの経緯について、海外の流れ、日本の流れがコンパクトにまとめられていると思う。日本において電子書籍が海外(アメリカ?)ほどブームにならないのは、コンテンツがコミックが主で、それをわざわざ高い端末を購入して読むことはないという点は納得。
と考えるとやはり、学術書はかなり電子...続きを読む
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