タコの丸かじり

タコの丸かじり

509円 (税込)

2pt

3.6

獲れたてのタコをがしがしと丸かじりして「いけない……うまいもの食ってると嫉妬される」とおびえながらもついうっとり。フライ一族の中でトンカツの次に偉いのはメンチカツとハムカツのどっち? カレー専門店は明るいのに牛丼屋の雰囲気はなぜ暗い? ヒラメとエビ入りネコ缶の味わいとは? うまくて凄いショージ君の日常は、読むほどにしみじみじんわり、笑いの涙がにじみます……。あくなき探求心と鋭い観察眼が捉えた抱腹絶倒の食べ物エッセイ「丸かじり」シリーズ。

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タコの丸かじり のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2015年05月07日

    丸かじりシリーズで 一番最初の 本である。
    週刊朝日に 1987年1月2&9日号から、
    1987年9月18日の間に書かれたものである。

    食に関する本で このように気楽に 書かれていて
    蘊蓄ではなく、そのもてあそび方に 全力を注ぐ。

    ナイター 弁当 ビール
    30倍カレーに 挑戦する。
    ネコ缶を食べ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月12日

    傑作満載であった。しかし、何はさておき最後に満塁逆転サヨナラ弾が出た。解説が沢野ひとし。それらしく書評家ぶって書いていたが、似合わぬ書きぶりに笑いが込み上げた。

    0

    Posted by ブクログ 2012年02月22日

    激辛30倍カレーの辛さは?「くさい飯」の献立ては?世に食をテーマに扱ったエッセイは数多かれど、「彼のエッセイを楽しく読めるのが日本人」ということを故米原万里さんがおっしゃっていた意味が分かりました。

    故米原万里さんのエッセイでこのシリーズの一冊を海外生活が長い友人の下に置いていったところ、故郷の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    東海林さだおさんの本はどれを読んでもハズレがない。あまりに数が多すぎて、ついつい以前読んだものをまた買ってしまう事も多いが、面白いからそのまま読んでしまう。こういうサッパリした読後感(何も残らないのとは断じて違う)を持つ文章を、コンスタントに書けるようになりたいなあ。

    0

    Posted by ブクログ 2017年04月26日

    丸かじりシリーズの1作目!
    初出が1987年ということは…30年前!?そんな昔から続いているシリーズなのですね。でも東海林さんの文章のノリや面白さは今と全く変わっていなくって、本当にすごいなと思いました。
    コンビニをコンストと略したり、今では当然な鮭マヨネーズのおにぎりにお父さんたちが抵抗を示してい...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2015年05月03日

    食に関するエッセイや読み物が好きな人にオススメ。
    今までこのジャンルでは女性作家ものしか手をつけていなかったけど、これを読んでみて良かったと思います。
    笑えるシーンもてんこ盛り!

    シリーズ物のなで少しずつ読み進めていこうと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月18日

    1988年6月刊行ということで時代錯誤がありつつも
    東海林さんの芸風が全く変わってなくて笑えた。
    食べ物に対するこだわりを超えたしつこさはさすが!

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