11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで

11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで

1,200円 (税込)

6pt

3.5

吉田松陰は国防のために、幕府を倒した? すべてをお金で説明する福沢諭吉が今も読まれる理由とは? 趙進化論者、北一輝は天皇のカリスマに賭けた? 小林秀雄はひとつのことしか言っていない? 日本が抱えた難問に答えを出した「考える日本人」。これだけ押さえれば近代日本がわかる。

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11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

     日本の知識人・オピニオンリーダー11人の思想とその原点をわかりやく解説している。各人の経歴など、多少退屈に感じるところもあったが、文章もよみやすく、その時代の思想風潮もよく理解できた。
     各人は、多かれ少なかれ、「天皇」をどう位置づけるかにも心を砕いており、天皇は日本独自の思想背景としてなくてはな

    0
    2023年09月26日

    Posted by ブクログ

    吉田松陰から丸山真男まで、11人の人物の経歴と思想を紹介した新書。
    松蔭、丸山を始め、福沢諭吉、岡倉天心、北一輝、美濃部達吉、和辻哲郎、河上肇、小林秀雄、柳田国男、西田幾太郎と、多士済々の人物について述べられており、彼らの思想と生き方を学ぼうとする読者には、格好の入門書と言えるだろう。
    福沢諭吉の項

    0
    2023年07月22日

    Posted by ブクログ

    音楽評論家としてテレビに登場する片山杜秀氏。
    本業は思想史研究であり、明治から戦後にわたって名を馳せた11人が選ばれ、著者が考察して本質に迫っていくスタイルをとる。吉田松陰から始まり丸山眞男までが論述されていくが、小林秀雄、西田幾太郎、丸山眞男が印象に残った。
    小林秀雄曰く、何でも科学的に説明できる

    0
    2023年07月21日

    Posted by ブクログ

    丸山眞男の言う、政治家を含め我が国の天皇ですら「無責任体系」が明治・大正・昭和へと続いている、と言う。奇しくも、平成、令和においても誰一人「責任ある判断、行動、決断ができない」国へと継続しており、「集団的『流れ』に任せた無責任主義」が悲しいかな横行していると感じる、のは私だけだろうか。

    0
    2023年05月13日

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