同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史

同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史

1,782円 (税込)

8pt

3.8

政界でもメディアでも知らぬ者はいない「京都のドン」が初めて語った。没落と反抗、暴力と抗争の修羅場を経て、自民党系同和団体のトップとなった上田藤兵衞は、あらゆる差別と闘ってきた。その人生は、そのまま戦後の暴力団・同和・経済事件史そのものでもある。山口組五代目と親交を結び、野中広務とタッグを組み、部落解放同盟と拮抗した上田が見たもう一つの戦後史とは何か? 発売前から業界を賑わせている本格ノンフィクション。

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同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    「近刊」ということで一部の内容が紹介されていたのが偶々眼に留まり、興味を覚えて入手し、紐解いてみた一冊で。大変に興味深く、出逢えて善かった一冊となった。
    非常に幅広い内容の「鎹」(かすがい)として上田藤兵衛という人物を取上げ、その伝記、関わった事案や事件に関する事を軸にしながら、前史等も含めて昭和、

    0
    2023年02月16日

    Posted by ブクログ

    全国水平社宣言がなされて100年を迎えるものの、今なお残る穢多非人への差別的思想・言動・制作に困る人たちも多いと聞く。そうした現状に、シンプルに正義を持って立ち向かう人もいれば、同和政策を逆手に取りその制度を悪用するエセ同和の出現や暴力団の関わりなど、多くの人が蠢き複雑に絡み合う過去から現在を一冊で

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    2023年05月16日

    Posted by ブクログ

    1冊の中で知れる範囲と人物が多くて自分程度の知識ではその全てを深く理解するというより文字が通りすぎていく状態の部分も幾つもあり、詳しい方ならとんでもなく楽しめたんだろうと思ってしまうのが悔しくもある

    0
    2023年11月24日

    Posted by ブクログ

    小学生の時に教科書で「部落差別」というのを知って衝撃受けたのを思い出した。沖縄にいると(時代かもしれんが)実感としてまったくリアリティがない部落差別問題(むしろこの本でも言及されてるように「部落」という言葉を母親は単に「集落」という意味で使ってたと思う)。
    同和利権というフレーズや、なんだかヤクザっ

    0
    2023年06月15日

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