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18歳の春、母が義父を殺して自死した。あれから16年、ひとり取り残された僕は母の生涯を辿る旅に出た。日本に出稼ぎに行った韓国人の母を求めながら、韓国と台湾で暮らした幼少期。日本で母と義父と過ごした中高時代。そして、「あの日」までの経緯。母親に愛されたいと願った息子が心中事件の背景を綴るノンフィクション。
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Posted by ブクログ
止まらずに一気に読んでしまいました。 心には止まっていて、思い出してはこねくり回して考えてしまいます。 自分にとっては、次の本を選ぶのに時間がかかってしまう読書でした。
被害者遺族でもあり、加害者遺族でもある。 最近は家族内で起こる事件も多い印象だから、こういうことは、少なからずあるのだろう。 さらに著者は、実の父と母の国籍も違い、幼少期に過ごした場所も、3か国・地域にわたる。 親戚も、友だちも、ずっと近くで彼のことを見守り、支え続けてこられたわけではない。 どんな...続きを読むに過酷な人生であろうか。 幼少期、いじめられていたとはいえ、自分も弱い者に対してカツアゲをしたりしていたこと、母の生前と死後でけっこう変わる異国の親戚の態度など、全面的に共感できる話ばかりではないのだが、著者が現在、自分の体験を整理して前を向いていること対しては、エールを送りたい。
2023/04/24予約 18 母親が著者の義父を殺し、母親も飛び降り自殺をする。 その時、著者は高校を卒業したての18歳。 韓国人の母、台湾人の父のもとに産まれ、親の都合で国や住む相手を転々とする。その後、母親に呼び寄せられ日本で暮らし、母親は日本人と結婚する。 著者は加害者遺族であり、被害者遺族...続きを読むでもある。 なのに被害者遺族の面は出せず、謝り続ける加害者遺族としか見られない。 残された子どもが、こういう運命をたどるとわかっていたら母親もこんなことはしなかったのかもしれない。 その事実を公表した著者は勇気のある人だ。
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遠い家族―母はなぜ無理心中を図ったのか―
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前田勝
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