ロックミュージックの社会学

ロックミュージックの社会学

1,760円 (税込)

8pt

3.6

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誕生から35年をへて錯綜するロック・イメージを、アウトサイド、アート、エンターテインメントの3つの指標で解析。そこに仮託された超越・反抗・逸脱の感覚の社会的構造を検証し、ある種のコンプレックスを背負って展開してきた日本のロック受容史をたどる。

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ロックミュージックの社会学 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    ロックを成立させ、ロックであることを決定づける価値観の体系―支配圏・中央圏を否定する“アウトサイド”指標、純粋芸術に挑戦しつづける“アート”指標、ポピュラリティを獲得していく“エンターテイメント”指標―この三指標は、時代的背景である対抗文化との相互依存関係のなかで生み出され、相互に絡み

    0
    2010年06月17日

    Posted by ブクログ

     2001年刊。
     これも非常読み応えのある、れっきとした社会学によるポピュラー音楽解読の書物だった。
     本書前半は、1960年代あたりからの英米を中心とした世界的な「ロック」音楽の波を、そこに付随した各種のディスクール、価値観、ファッションなどを含めて解読してゆく。社会の周縁に棲む者らの反逆的姿勢

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    ロックを成り立たせている価値観には性格の全く違う3つの指標がある。それらは互いに引っ張りあいせめぎあいながらいろいろな形の三角形を作っているというのが本書のテーマです。
    1)アウトサイド指標
    2)アート指標
    3)エンターテイメント指標

    なるほど、ロックといってもいろいろなカテゴリがあり、世界中でい

    0
    2013年01月19日

    Posted by ブクログ

    以前から「ロックとは何だろう?」とずっと考えていました。
    それを社会学から考えた一冊。
    ちなみに著者は《アウトサイダー》《アート》《エンターテイメント》三つの指標を用いています。
    この本により少なからず私の疑問は解消されましたし,
    また現在ロックと言われている音楽が本当にロックと言えるだけの

    0
    2010年12月13日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     音楽のロックを社会学から分析している本。本書ではブルデューの「場」の概念を用いて説明している。アウトサイド、アート、エンターテイメントの三つの要素の内、時代によってどの要素が大きな割合を占めていたのか、他の要素はそのときどのような要請をしていたのかを見ることで、その時代のロックの特徴を考察している

    0
    2016年06月18日

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