ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ケータイ機能の高度化・複雑化によって、私たちのコミュニケーションはどう変容してきたのか。ケータイ利用の文脈や背景、ケータイと身体との関係性を探るべく、恋愛ドラマや歌詞でのケータイ表象に注目して分析し、人々とケータイとの距離感を描き出す。
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
ケータイが広く世間に普及するにつれて、恋愛ドラマでもケータイが登場し、重要なツールとなっていった。その時代毎の状況や相関性を捉えたのが本書となっている。 家族の電話から個人の電話へ、電話からメールへとその機能が変移していく中で、それと足並みを揃えるかのようにドラマにおけるケータイの役割も変移してき...続きを読むた。ただ、それは当然のことながら、その時々の時代性がドラマにおいても反映された結果だと言えよう。 特に気になったのは、第3章にある使用方法である。CMにおいて起用され、(その通信会社と)イメージが固まった俳優に対し、ドラマにおけるスポンサーとして配給されるケータイとどう折り合いをつけるのか。読み解く限りでは、徐々にスポンサー側から個々のイメージへと重点が移ってきたわけだが、そういう視点はまさに新鮮であった。 恋愛ドラマにおけるケータイの使用方法は、時代を反映してあるものだとは言え、決して斬新なものにはなりえない。というのも、社会にその使用方法が流布し、それを受けて(恋愛ドラマが)作成され、さらに制作過程で余分なものや不適切なものは排除されるからである。 数年経ち、自分たちの孫やひ孫が恋愛ドラマを見た時に(見ないかもしれないが)、どういう反応を持つのか?それはそれで、また一つ数十年後における楽しみだと言えそうである。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
恋愛ドラマとケータイ
新刊情報をお知らせします。
中村隆志
フォロー機能について
「社会・政治」無料一覧へ
「社会・政治」ランキングの一覧へ
▲恋愛ドラマとケータイ ページトップヘ