ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
3pt
日本文化の良さを知らないのは日本人だけかもしれない…。外国人から日本について尋ねられたら少なくともこれくらいの答えは用意しておきたい、という日本文化のあれこれ。「武士道」「源氏物語」「漫画&アニメ」など、日常生活の中に見いだされる、形をもった具体的なものから、暮らしの型、さらに技術、思想のような抽象的なものまで、日本文化研究のオーソリティがあまたのキーワードから日本を紐解く。
ブラウザ試し読み
アプリ試し読みはこちら
Posted by ブクログ
現在日本に元気がないのではないか、そう感じることが多い。長年の経済停滞期がそうさせているのか、先行き不透明な世界や政治がそうさせているのか分からないが、日本という国に諦めやネガティブな感情を持っている人が多いように感じる。 そんな中、「日本文化こそ日本が世界に誇れる資産である」ととある先輩との話に...続きを読むなり、自身もそうだと同感した。 その中で、日本文化とはなんなのか、その特異性はどこにあるのかを探るために読んでみた。 99項目のエッセイになっているが、その中でも印象的だったものを紹介したい。 1. 名字 日本には、約30万種の名字があるらしい。 これは、中国の3500,朝鮮300,イギリス1万5000と比べてみても桁外れに多く、世界最大級らしい。全然考えたこともなかった。笑 そして、これは平安後期から室町にかけて、下級貴族が、中央から離れで地方を開拓した時に、勝手に自分で姓を作って名乗るようになったのが始まりらしい。なるほど、土地に関わる名前が多いのも頷けて面白い。 2 国歌 君が代 君が代は、長寿礼賛の歌である。 古今集の歌で、読み人は不明らしい。平和的な歌で、アメリカ、フランスなどが、戦う勝ち取るなどと歌っているのとは対照的であるとのこと。なるほど面白い。 3 文化 日本は、個人より集団に重きをおいた文化を形成してきた。恥の文化、和、武士道、八百万の神、神と仏の共存など、という考え方がその例に当たる。ここら辺はもう少し研究したい。 その他にも、新幹線、漫画、柔道、俳句など身近で、世界的に認められているものもたくさんある。99個も紹介されているので、ご興味ある人は読んで見てほしい。 また、筆者は最後に 日本文化は 、人や物資が一時とどまり 、また去ってゆく通過駅のにぎわいではなく 、すべてが集まる終着駅の豊かな倉庫と見ることができる。採長補短 、調和させ融合させる 「文化習合 」の日本 とまとめている。なるほど、文化習合の日本、面白いキーワードだと思った。
レビューをもっと見る
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
新刊やセール情報をお知らせします。
知らなきゃ恥ずかしい日本文化
新刊情報をお知らせします。
白幡洋三郎
フォロー機能について
「ワニブックスPLUS新書」の最新刊一覧へ
「雑学・エンタメ」無料一覧へ
「雑学・エンタメ」ランキングの一覧へ
運動会と日本近代
試し読み
大名庭園 ──江戸の饗宴
プラントハンター ヨーロッパの植物熱と日本
「白幡洋三郎」のこれもおすすめ一覧へ
▲知らなきゃ恥ずかしい日本文化 ページトップヘ