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「赤い雪」や「空とぶ人」ということばはあっても実体はどこにもない。言語にはフィクションがつきまとうのだ。ならば<ことば>への過剰な思い入れを捨て、もっと悠々と快活に生きてみないか。元気や愛、聡明さや性格のよさなど、大事なことは、すべて<ことば>をこえたところからやってくるのだ。本書は、古今東西の思想家たちから、ほんとうに賢く、快活に生きるエッセンスを学ぶ哲学エッセイ34編。「勉強するほど頭が悪くなる」「反省は有害」「理屈っぽい人はしくじる」「なぜオレオレ詐欺にひっかかるのか」「一晩考えたことは後悔する」……。一見、パラドキシカルな見出しが並ぶが、そこには直観力を呼び覚ますヒントが詰まっている。結局、頭のよいひとは、直観で本質をとらえ、<ことば>や<論理>を過信するひとは、堂々めぐりに陥ってつまらないことにこだわる、というメッセージなのである。思考の深みをとびこえ、創造力と行動力が倍増する好著である。
...続きを読むPosted by ブクログ 2010年10月29日
後ろを振り返ると、感想や思い、反省や批判が渦巻いている。だが、前には何もない。何もないから何でもできる
ことばで考えるということは、ことばに捕まること。「ああでもないこうでもない」と考えるのは、ことば(意識)についてあれこれと案じているのであってモノの本質を吟味しているわけではない
何か考えると...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年04月25日
まあかなりうがった見方だろうけれども
確かに言葉は使いようによっては
本当にひどいものとなってしまう場合も
ままあります。
それはSNSの台頭でよくわかることで
何だろうね、そうしないと済まないの?
と思うことをよく見かけます。
(自爆案件を先日見たからね…)
ただ賛否は出ると思うな。
哲学の解...続きを読む
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