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「これって青春?」「どうやらそのようですね」ーー。思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問に! 清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。ほか短篇「雲行き」を収録。
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Posted by ブクログ
素晴らしい。 タイトルからは想像できない内容でしたが、今の自分にはとても「すっ」と入ってきた。 やっぱり、この人の作品は好きですね。
垣内君という存在に救われる。最初主人公はなんかいけすかなくって、あんまり好きになれなかったんだけれど、清涼剤のような、垣内君ー彼がいるから読み進められるし、主人公を見守りたくなってくる。最後の手紙は、涙がでる。潔い手紙で感動するなんて初めてかもしれない。
人は得てして自分が気がつかないうちに、何かを選び取っている。その先にあるもの、その周りにあるものに気づくことなく、選択は訪れ、去っていく。 私は私の選択を、信じていきたい。そう思えた作品。
最後あっさり別れるのが好き。 先生と生徒なんてそんなもんだよね〜。 人の出会いって人生の通過点にすぎないけど、それでもちょっとずつ影響しあってると思う。
有名どころの文学作品がたくさん出てきて、こんな書き方、自分も読まなきゃ気になっちゃうじゃん!という感じ!そして、人間の素敵なところも、もちろん表現されてますが、一般的に負とされているドロドロな場面もあり、ギャップがより面白かったです。 読書好きにはたまらない一冊で、この本に出会えて嬉しかったです。
垣内くんの詩が良かった。 今私は仕事終わりに、仲良いメンバーとくだらない話題でお酒を飲むのが毎週の楽しみ。きっとこれは私にとって今の青春。それが終わるのが怖くて寂しくて今の仕事を辞めて前に進めない。でもこの本を読んで、別れもそんなに悪いものじゃないのかもと思い始めた。
清のバレー部での過去と浅見さんとの不倫と、最初はどうしようもないもどかしさというか、もやもやする感じがあったけど、垣内君とのやりとりや弟の拓実の優しさで清が支えられている感じがした。浅見さんと別れた清はこれからどうなっていくんだろうか。
有名な小説というイメージはあったけど、なんとなく読まずにおいてた作品。いざ手に取ってみると、すいすいと引き込まれるように読むことができた。特別にすごい事件が起こるわけでもないけど、なぜか面白く感じた。
個人的には不思議な思いになる話だった 読みやすくて面白い でもほんのり切なくて、爽やかで、ヌルッとしてる。そんな感じ ヌルッとは個人的な感想であり1%ぐらい 主人公は清と書いてキヨ 不本意に文芸部の顧問になった講師 そこで垣内くんという部員に出会って… この文だけだとヌルッとが8割占めそうってな...続きを読むるけど、まあそれはない。必要ない。 そこでの日々を、日常とは言えないけどまあ文芸部として見守る感じ。 すごく一年での心の持ちようって変わるよね。長いようで短いし短いようで長い。そんな感じがする 深入りしない文章って言うのかな?すごく素敵だ。 ネタバレではないけど… 読んでない人はまあ… 文芸部を見守るというか、3人目の部員というか、そんな高次元から見守ってるような気がする。神様的な!?
弟のこの言葉は本質をついているなと思う。 「きっぱりさっぱりするのは楽じゃん。そうしていれば正しいって思えるし、実際間違いを起こさない。だけどさ、正しいことが全てではないし、姉ちゃんが正しいって思うことが、いつも世の中の正しさと一致するわけでもないからね」 正しいことはもちろん正しいんだけどそれだけ...続きを読むでは世の中は回らない。人によって、場所によって、時々によって、正しさは色々だし、正しいことだけだったらズレやゆがみが生じる。
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