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「これって青春?」「どうやらそのようですね」ーー。思い描いていた未来をあきらめて赴任した高校で、驚いたことに“私”は文芸部の顧問に! 清く正しくまっすぐな青春を送ってきた“私”には、思いがけないことばかり。不思議な出会いから、傷ついた心を回復していく再生の物語。ほか短篇「雲行き」を収録。
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Posted by ブクログ
有名どころの文学作品がたくさん出てきて、こんな書き方、自分も読まなきゃ気になっちゃうじゃん!という感じ!そして、人間の素敵なところも、もちろん表現されてますが、一般的に負とされているドロドロな場面もあり、ギャップがより面白かったです。 読書好きにはたまらない一冊で、この本に出会えて嬉しかったです。
垣内くん、好き、、 もっとたくさん本を読みたいと思った 本を読んでどう感じでもいい こんなにも縛られることがないものはなかなかない 本の前で私はとても自由なんだなと気づかされた 主人公と名前が同じで親近感☻ そして職業も同じでびっくり
何かに夢中になり周りが見えなくなることってありますよね。一生懸命やって当たり前。それを周囲にも求めてしまうと周囲の人との関係がギスギスしてしまう。自分が出来ないことを誰かに押し付けてキツい言葉をかけてしまうことって、相手を傷つけてしまいます。社会の中、家族の中、思いやりのある言葉をかけて穏やかに暮ら...続きを読むしたいと思いました。本を読むことに癒しを求めている今の私と文芸部の垣内君には共通点があると思いました。学生の頃文芸書随分読みました。特に山本周五郎大好きです。
「黙るべき時を知る人は言うべき時を知る」 文芸部顧問とたった一人の部員、垣内くん。 二人の図書室の物語です。 色々な文学が出てきます。
2024/07/26 学生時代にバレーボール部で熱心に取り組むあまりに友人と衝突し、その友人がのちに亡くなってしまった過去をもつ高校の国語の先生が、専門のバレーボールではなく、ただ1人の部員が所属する文芸部の顧問になってしまい、最初は不服に思いつつも、文学触れ合うことを余儀なくされて改めて文学の良さ...続きを読むについて考えてみるというお話。 先生のあるあるも沢山入っているし、どちらかというと先生の仕事内容の方に共感してしまうこともあったが、彼らの文芸部での言葉のやり取りはとても面白いと思います。 非常に読みやすくて、本の全体的な内容として本当に正しいことをちゃんと真っ直ぐに伝えることが必ずしも本当にいいとは限らないという教訓めいたメッセージも込められているのではないかと感じました。
瀬尾まいこ氏はすごい上手い作家だといつも思う。 自分の中では氏のデビュー作品『卵の緒』と並ぶベスト。 セリフが絶妙。 幼いときの弟のセリフ。 一度も泣いたことがない弟が泣いたシーン。 「どうしてこんな風になっちゃうの? チョコレート食べるのは悪いことじゃないのに。どうしてきいちゃんは痛い思いをしなく...続きを読むちゃだめなの?」 主人の清の運命がよく現れている、小説内ではちょうど中盤にくるセリフ。 しかし本作、吉川英治新人文学賞にノミネートされたが、某有名作家から「情熱を感じない。書くことの面白さを知ってほしいと思った。」と酷評… いやあ、変に波を立てずに湖面のように語るのが瀬尾文学な気もするのだが… 瀬尾まいこ氏が直木賞ノミネートされないのは、その独特な作風だから、かな? でも読んでて安心できるし、上手いし、セリフもぐっとくるけどな。
読み始めと終わりの印象の差ったら。 22歳の主人公「清」にしばらく共感できず 正しくまっすぐだった彼女が変わった理由にも さらに重たい気持ちになります。 しばらくは、垣内くんと拓実の存在でなんとか読んでいく感じ… でも最後には、この道を辿ってきたからこそのラストだったのかなと思えちゃう。 「雲行き...続きを読む」もそうですが、やはり瀬尾作品は登場人物が魅力的だなぁ。
自分の正義って、思いもよらない一つの出来事でひっくり返ってしまう。一度ひっくり返ったものを元に戻すことってなかなか難しい。ひっくり返ったことが良い時もあれば、自分の個性を削りすぎてしまうこともある。 だけど、削られた自分を取り戻すのは、やっぱり新しい人間関係がキッカケだったりする。その出会いは何か劇...続きを読む的なものでないのだけど、気づいたら心地よかったり、自然に日常に入り込んでいたり、そういう人間関係が意外と自分の運命を大きく動かしていることがある。 文芸部の顧問である主人公とその部員生徒との関係性は、まさにそんな感じだと思った。けれど、主人公の兄弟や恋人も大きくて……と考えると、出会う人みんな運命の人じゃん!って思えてくる。
最高!小説は出会うべき時に出会える。 私の人生に小説があって良かったと思えた日でした。 瀬尾さんありがとう。 神様ありがとう。
淡々とした感じで進むのが、心地いい感じでした。 垣内くんと清さんのやり取りの感じがいい。 2人の間に、そっと図書室の神様がいたのかな。
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瀬尾まいこ
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