星影の眠り

星影の眠り

また、いやな夢を見た。無理もない。シェラザッドは戦いの場と化したバルカン半島にいて、負傷者の治療をおこなうトラックの中で眠る日々が続いていた。でもこの体があちこち痛むのは、襲撃してきた男に殴られたせい?その瞬間、シェラザッドははっと目を覚ました。地面に横たわり、覆面をした男に覆いかぶさられている。これは夢ではない!彼女はひどく動揺し、男を見て……様子がおかしいことに気づいた。彼は出血している。このままでは命がもたないかもしれない。だが、トラックを襲ってきた張本人を手当てするべきだろうか?そのとき、彼がふいにつぶやいた。「シェラザッド、僕は君の仲間だ」■砂漠や過酷な地で燃えあがる、美しくも激しい愛を描いて人気のオリヴィア・ゲイツ。本作は、昨年7月に刊行されて好評だった『朝の光に咲く花』(I-2105)の関連作ともなっています。

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星影の眠り のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    前作「朝の光に咲く花」未読。
    オリヴィアゲイツさんのは緊張感があって好き。本書も医療現場の緊張感に楽しめた。
    バランス良くストーリーが展開していき、切なさで胸を痛めたあとのハッピーエンドの甘さにやられた感じw

    0
    2012年05月29日

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