ねぼけ人生

ねぼけ人生

550円 (税込)

2pt

陽気な落第生だった少年時代、ラバウルで死の淵をさまよい片腕を失った戦争の時代、赤貧の中で紙芝居や貸本マンガを描き続けた戦後、そして突然訪れた「鬼太郎」と妖怪ブームの中で締め切りに追われる日々。のんのんばあが、南国の土人たちが、奇妙な「水木荘」の住人やユニークなマンガ家仲間が彩る波乱万丈の人生を、楽天的に生きぬいてきた日本土人・水木しげるの面白く、ちょっぴり哀しい半生の記録。

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ねぼけ人生 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年04月22日

    朗らかなニヒルという表現が素敵過ぎる
    荒俣宏氏と水木しげるの旅行誌から水木しげるさんに興味湧いて読みました。

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    Posted by ブクログ 2021年11月04日

    水木しげるの幼少期から漫画家として大成するまでの自伝。
    戦争体験もさることながら、戦後の貧乏暮らしが凄まじかった。

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    Posted by ブクログ 2015年10月21日

    水木しげるの自伝(と言っても30年前までの)。墓場鬼太郎の暗さとユーモアが好きで漫画を買い集めたりしたけど、その生い立ちを知るのは初めてでした。とにかく明るく前向きな性格!読んでいてとても元気になれた。戦争時、南方で死の淵をさまよい片腕をなくす体験をするも、持ち前の性格で土人と仲良くなり日本へ帰るな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年12月05日

    こんなに読み終えるのが惜しい本に出会ったのは、久しぶりだ。
    『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの漫画家水木しげるの波乱万丈の人生を本人がのんび~りと苦しい時も前向きで、次から次へと起こる事件を可笑しくてゲラゲラ笑って、そして最後は涙する名著。
    この本は4つの章に分かれている。
    1章では、子供時代のガキ大将...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2011年07月15日

    2010年ni大ヒットした「ゲゲゲの女房」。こっちは水木しげる御大の自叙伝です。奥様の書かれた本とはまた違った味わいがあって、僕はこっちのほうがどちらかというと好きなのですが…。

    2010年に大ヒットした『朝の連続テレビ小説』の『ゲゲゲの女房』。当然僕は物語は二の次で女房を演じる松下奈緒さんが目当...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年06月15日

    ひさしぶり生命観に満ち溢れた本を読むことがでした。
    朝のテレビ小説から現在の水木しげるさんの様子を知り、期待して手にとった本でしたが期待以上の内容。
    水木しげるさんの生命観と人生観に満ち溢れています。
    戦争での体験や戦後の貧困生活をこれだけ前向きに捉えた人間力は本当に素晴らしい。さらに水木さん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月25日

    奇人変人のイメージが強いし、インターネット上ではかくも鬼畜のように書かれていたり
    本人の言葉でも あまりにもくだらなかったり汚かったり馬鹿らしい話が多いけれど、その バカのマントで身を覆ってきた人なんだろう 本当は誰よりも繊細で、心配性で、悲しがりだったのかもしれん 分からんけど

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    Posted by ブクログ 2017年03月26日

    『ゲゲゲの鬼太郎』で有名な水木氏の自伝。戦争に行ったり、極貧の暮らしをしたり、でも前向きに生きる水木氏の姿勢に心を打たれた。
    水木氏の父親は「何とかなる主義」という奇妙な主義を信奉しており、周囲にもその同調者が多かったというが、きっと水木氏も「なんとかなる主義者」なのだろう。


    「死後の世界」「霊...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年01月05日

    読書録「ねぼけ人生(新装版)」4

    著者 水木しげる
    出版 筑摩書房

    p240より引用
    “人類が進歩するといったって、僕は、進歩
    が必ずしも尊いとは思わない。世の中で一番
    大切なことは、幸福である。”

    目次から抜粋引用
    “先祖のこと、家族のこと
     爆撃で片腕を失う
     紙芝居作者となる
     貸本マン...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月01日

    戦争のときの話が、なにかすごく印象に残った。それを、構えずにさらっと描いてくれたこと、教えてくれたことに感謝。

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