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感染症界のエースであり今注目の医師・岩田健太郎氏が、「本当の意味で時間を上手に使うための考え方」を紹介する。“プライオリティー・リストは作らずに、今、この瞬間の自分の状態に耳をすまし、他者のまなざしに規定されずに、最もやりたいことをする”――なぜ、それが時間をうまく使うことにつながるのか、そしてそれを可能にするためにはどうしたらよいのか。限りある時間を削り取り、慈しみながら生きる方法を伝える。【光文社新書】
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Posted by ブクログ
順番は逆転するのだけれど、岩田先生の著作が初めてなら第3章から読まれることを薦めたい。 岩田先生の大前提を知らずに本書を読むと、第1章の途中で投げ出す人、腹を立てる人が出てくるような気がする。 それはそれで仕方がないことなのかもしれないけれど、せっかくの出会いなのでどうせなら楽しく本書を読んでいただ...続きを読むきたいですから。 著者自身が断っているとおり、いわゆる時間管理術の本ではない。 岩田健太郎という一人の人物がどういう生き方、考え方をしているかというエッセイだとするのが妥当だろう。 だから、岩田先生のやり方や考え方に共感できない人も多数いると思う。 著者自身がそれでいいと思って書いていらっしゃるし。 大切なのは、その一つの意見に対して、こちらがどういう態度をもって迎えるか、ということだろう。 そしてそういう姿勢で読めば、とても示唆に富んだ本だと思う。
感染症Dr.岩田健太郎先生の著作。単なる目標達成のためのビジネス書的な内容ではなく、豊かに生きるための時間術。1章で述べられているプライオリティーリストを作らず、「今一番やりたいことを、やる」というのは、その人にある程度の能力と効率性を要求するのであらゆる人にフィットする方法ではないけれど、2章の「...続きを読む時間を慈しむ」という生き方は万人に通じる、とても大切な考え方だと感じました。
ある人にフィットする「よいやり方」が、他の人にも普遍的にフィットするやり方かどうかは、誰にもわかりません。というわけで、こういう語り口の本は、だから信用できないことがほとんどなのです(もっとも、その勝間さんご自身がその後の大量の著書で「私のようにやれば成功できる」というロジックにはまり込んでしまった...続きを読むのは、不思議という他ありませんが)。 「なんでそんなに一生懸命勉強するの?」と呑気な僕が尋ねると、彼はこう言いました。「自分は○○国の役人で、国費留学でイギリスにいる。国には感染症など病気が蔓延しており、多くの人が死んでいる。健康教育が大切なのだが、識字率が低く、国民の多くは字が読めない。僕はここで教育を勉強して、国に持って帰って国民が字を読めるようにしたいのだ。僕は母国を救いたいのだ」 通俗的な知識で言うと、適度な睡眠をとったほうが仕事のパフォーマンスは上がると言われています。それは一般論としては事実なのですが、そうではないときもあります。「スイッチ」が入った状態であれば、不眠不休でもよいパフォーマンスのままで長時間がんばることは可能ですし、むしろ定型的に「睡眠をとるべきだから」という理由で仕事を中断させないほうがよいことすらあります。これも自分の体に聞き耳を立てて、その「ノリ」の状態をよく理解することが大事です。 むしろ、逆に考えていたほうがよいのかもしれません。どうせ他者を偽り、自らを装い、「仕事ができるふり」をするくらいなら、むしろ「仕事ができないふりをする」というほうがよい選択なのではないでしょうか。 そういうときは、むしろ「さあ……、僕もここは、来てまだ日が浅いのでよく分からないんですよ。この業界の事情はまったく理解していないんです」と「とぼけてしまう」のが正しい振る舞いのこともあります。「分かっていないふり」をするのです。「僕にはここのしきたりとかよく分かりませんけど、とにかくよくないことはよくないんです」と愚直に正論を述べ続けるわけです。 議論に負けるのはもちろん不愉快ですし、たとえ議論に勝ったとしても余計なルサンチマンを生みます。ルサンチマンは引きずりますから、その後数日は、楽しく仕事ができなくなってしまいます。基本的に、議論に勝っても、生まれるのはルサンチマンだけなので、「相手に恨まれてでも、禍根を残そうとも、大義のために、ここは議論しないといけない」と覚悟を決めたとき以外は、発言しないほうがよいのです。 まあ、そういう「発言しなければならないとき」も数年に一度くらいは訪れますが。 この梁山泊的な、「多種多様な人々」の集団というのはとても面白いのです。僕は同業者の話を聞くよりも―それはしばしば退屈で、ときに噴飯物なのですが―他業種の話を聞くほうが快適なのです。彼らは「自分の知らない世界の話」をしてくれるからです。
忙しい日常の中で、本当に必要なことを吟味する必要性。これを実践している先生だからこそ、質の高いアウトカムを連発し続けているのだろう。
いいなあ。 自分とよく似ているところも発見しつつ、納得することしきり。 真摯な生き方に心から同感。
私自身医学生であり、岩田健太郎先生の著書を読む機会が多い上、最近時間をうまく使えていない気がしてさらっと読んでみました。 いわゆるHow to 本というのはあまり好まないのですが、本書は普通のHow to本とは違う。「○○しなさい」というのではなく、あくまで岩田先生がどのように時間を「削り取」って...続きを読むいるかを紹介した本。なので、高圧的な感じを与えず、私の頭にすっと馴染んでくれる感じでした。 もちろん私と岩田先生は違う人間であるから、岩田先生と同じように生活できるわけでもないですが、これなら真似できるという考え方がいくつかありました。同じ医療者として、時間に対する岩田先生の考え方には共感する部分も多かったです。 一般的に仕事が多くただでさえ時間に追われる医療従事者の方々には特に、是非読んでいただきたい1冊。
トリガーワード:やりたいことをやる、賞味期限、翻訳のすすめ、ふりをしない、慈しむ、謙虚、他者に規定されない、ずれを作る、自分の知らない世界、死亡率100%、 『プライオリティリストを作らず、選択肢をいくつも並べておき、やりたいものからやる』というのは、わたしにとってもシックリくるやり方だと思った。...続きを読む不確定要素の多い医者の仕事ならではの考え方だろうか。 シンプルに、今出来ることを精一杯、疲れたら休む、落ち込んでもそこからまた立ち上がればいい・・・何だか元気をもらった気がした。
また読んでみよう。仕事にだらけ感が出てきた時に再読・・・。自分って何だ?結局、自分は自分だ。。出来ること、やりたい事から始めてみよう。毎度、そう心に誓う私。。
タイムマネジメントの最大の秘訣は今やりたいことをやる。他者のまなざしに規定されず、今一番やりたいことを優先させてやる。なぜならやりたいことには集中して取り掛かることができ、何をしようか迷う時間を削り、結果的に時間を有効活用できる可能性が高いからである。本書では時間の使い方だけでなく、「新聞、テレビは...続きを読む見ない」「語学学習法」「タスク管理法」など岩田氏の様々な持論を知ることができる。 コロナウイルスで話題となった岩田氏をテレビで見て、考え方に魅力を感じこの本を購入。語り口調や少し尖った表現で書かれているため個人的に読みやすかった。 新聞否定説には少々引っかかることがいくつか。 ネットより信憑性があるとしても、結局偏向的な内容を読むことになる →情報源が多様になったからこそ、新聞、ネット、SNSを活用するべきではないか? 単純に難しい語彙が多く、語彙力がまだまだ足りないことが分かった。勉強せねば、、 quote: 正直言って、今のような目まぐるしく転換していく世の中で、5年後、10年後のキャリアプランを立てても, あまり意味はないと思います。環境が劇的に変遷する中で、5年先の世の中を予見することは極めて難しいのです。・・・時間の上手な使い方は、他者のまなざしに規定されるのではなく、自分の気持ちを基盤にして意思決定をしていく態度と同義です。ふわふわとした自分探しや自己実現を希求しているとき、その「空想している」時間はまさに「無駄に使われた時間」なのです。そんなふうに僕は考えます。
第1章「時間を削り取る、時間を作る」、第2章「時間を慈しむ」、第3章「私の時間は何ものか」という3部構成になっている。 「はじめに」でも書いてある通り、これはハウツー本ではない。時間に対する、著者の思想だと思う。 もちろん、有効な時間の使い方を具体的に提示しているが、それは技術的な上辺だけの話でなく...続きを読む、時間という 概念そのものであると思う。 時間というものがアセット(資産)であるということ、「時間を無駄に使っていることに罪悪感を覚えるような、そういう「感覚」」を持つことが何より大切なのだと思う。 そして、削り取った時間を、どの様に使うか、何のために削り取るか。これがとても大切だと思う。 削り取る目的を間違えてしまえば、あくせくと時間に支配されてしまう。 私自身の時間に対する考え方と、概ね一致していた。 そして、良きタイミングでというのは最近とても感じていたことである。 けれども、ムダにしている時間はまだまだある。改めて時間を大切にムダにしないよう心掛けなければと思った。
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