バールの正しい使い方

バールの正しい使い方

1,881円 (税込)

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転校を繰り返す小学生の礼恩が、行く先々で出会うクラスメイトは?つきばかりだった。なぜ彼らは?をつくのか。友達に嫌われてもかまわないと少女がつく?。海辺の町で一緒にタイムマシンを作った友達の?。五人のクラスメイトが集まってついた?。お母さんのことが大好きな少年がつかれた?。主人公になりたくない女の子がついた?。さらにはどの学校でもバールについての噂が出回っているのはなぜなのか。やがて礼恩は、バールを手にとる――。

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バールの正しい使い方 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    主人公は、転校を繰り返す要目礼恩。
    転校先で経験した「嘘」とバールについての噂とは…。
    4年生の春から短期間で転校を繰り返し、『世界は自分に合わせてくれないから、自分が世界に擬態するんだ』と自分の意志で馴染むための方法を使っている。
    そこで彼が見たこと、知ったこととは…。

    とんでもなく頭が良くて子

    0
    2023年04月13日

    Posted by ブクログ

    色々な“思い”が詰まった素晴らしい青春ミステリ。全編にわたってずっと違和感を作って回収するラストはお見事でプロローグもう一回読み返すやつ。

    0
    2023年04月01日

    Posted by ブクログ

    ページがどんどん少なくなると
    この物語が終わってしまうことがさびしくて
    一気には読めなくなってしまった。
    物事が激しく押し寄せてくる展開に
    気持ちもなかなかついていけなくて…
    本に対する言葉ではないのかもしれないけれど
    誠実で丁寧でやさしく、ときには残酷で
    それでも大事なことを
    ごまかしたりしない信

    0
    2023年03月17日

    Posted by ブクログ

    父の仕事の都合で転校ばかりの小学校時代をすごしていた"礼恩"。行った小学校で『バールのようなもの』を持った何かに襲われるという噂話を聞く。そしてそれぞれの小学校でおきる問題に答えを見つけ出す。短編ながら、それぞれの物語に悲しくもあり、大切な事を語ってくれている。最後の病院からいな

    0
    2024年04月22日

    Posted by ブクログ

     まずは表紙・タイトルの印象と内容のギャップに驚きました。正統ミステリーと思いきや、小学校を舞台にした連作ミステリー。推理ものと青春ものの両側面があり、平易な会話文で読み易いです。

     心底ミステリー好きな方、物語の詳細にこだわる方にはツッコミどころが多々あり、評価が分かれるかもしれません。不自然だ

    0
    2024年03月16日

    Posted by ブクログ

    タイトルに惹かれて手に取りました!

    「バールの正しい使い方」というタイトルから、本来DIYなどに使用される物が、犯罪に使用されているのでは?と推察しておりましたが、最初からその香りがぷんぷんしてました!!

    おぉ!面白そう!

    短編連作なのですが、ところどころにバールが出てくるし、異常なまでに引っ

    0
    2023年10月25日

    Posted by ブクログ

    要目礼恩(かなめ れおん)=カメレオン

    父親の勝手な都合で転校を繰り返す小学生の男の子が主人公
    特技は“擬態”
    世界は自分に合わせてくれないから、自分が世界に擬態するんだ


    とても頭の良い子で、クラスの空気をすぐに察知し、力関係などを見極め、馴染んでいく。
    なんだか大人っぽいなぁ
    そしてその観察

    0
    2023年09月10日

    Posted by ブクログ

    タイトル、なんぞや?って思いますよね。

    礼恩という名の少年が、転校を繰り返すなかで「世界と擬態する」カメレオンのような性格になり、学校と家庭でおこる出来事を推理する連作小説。

    礼恩は、冷めた少年で、何があっても飄々と語る。
    語り口としては、私が大好きな小説「向日葵の咲かない夏」のようだなと思って

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    転校を繰り返す小学生の目で、教室の小さな嘘を暴いていく連作ミステリー短編集。装丁のオドロオドロしさに比べ、何と内容の哀しい事か!読み易く構成も纏まっていて次の作品が待ち遠しい作家さん。

    0
    2023年05月22日

    Posted by ブクログ

    読書備忘録736号。
    ★★★★。

    新人の作家さん。
    紹介文は絶賛。凄まじい新人が現れたという評価です。
    確かにベテランの作家さんが書いた物語と言われても全然違和感がないくらい纏まっていて心を打つ。
    そして、最後に軽いビックリを持ってくるあたりバランス感覚も優れている。
    何より表題のバール。本来は道

    0
    2023年05月19日

バールの正しい使い方 の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    徳間書店
  • ページ数
    424ページ
  • 電子版発売日
    2022年12月10日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    1MB

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