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★40年の経験が見抜いたSI企業の強み・弱み
★未来を描くのに欠かせない示唆、満載
国がSI企業をどのように見ているかご存じでしょうか。一言で表せば「日本企業の浮沈を握るカギ」だと考えています。大げさに聞こえるかもしれませんが、昨今のDX関連の制度設計を見れば、その本気度がわかると思います。
それらDX制度設計を手掛けた中心人物の1人が本書の著者です。野村総合研究所に長く勤めた後、SCSKの顧問になるとともに、2021年3月まで情報処理推進機構(IPA)の参与として働いていました。IPAではDX推進責任者を務め、「DX認定制度」の設立に関わっています。IPAは主に経済産業省の政策執行機関ですので、政府目線でこの国のSI企業を見ていた人物の1人なのです。
同時に著者は、SEとして40年の経験がある大先輩です。本書ではその経験を基に、SI企業の「強み」と「弱み」、そして「DX」を冷静に分析しています。若い人にはピンとこない話があるかもしれませんが、長年の経験がないとたどり着けない内容が多く、示唆に富んでいます。なぜ基幹系システムは今のような状態になってしまったのか、この先どうするべきなのか、未来ビジョンを描く前にするべきことは何か――。
SI業界に勤める人なら、一度は読んでおきたい1冊です。
Posted by ブクログ 2023年09月23日
SIer の目線で IT システム開発や DX について色々と語られた本ですが、終盤は国や顧客への提言も含んでいます。このため、正直このタイトルで良かったのかなという気はする本です。
(まぁ、業界内部の人が読んで、そこから広めたいのかもですが)
業界内部の人間として色々と共感する部分は多く、ボリュ...続きを読む
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