国際秩序(下)

国際秩序(下)

世界秩序を生み出した歴史的背景を理解できれば、中国、中東の問題点も見えてくる――。
21世紀の国際秩序のありようを、国際関係論の第一人者が歴史的な観点から読み解く。ロングセラー『外交』に匹敵する名著。

本書は、キッシンジャーの名著『国際秩序』(2016年刊)を上下に分けてビジネス人文庫化するもの。

冷戦時代の枠組みは、アメリカ、ヨーロッパ先進国、ソ連といった限られた地域の国々が参加して作られた制度であった。しかし、冷戦終結後、中国、インド、ブラジルが発言力を強める一方、ロシアは自国の衰退を直視することを拒否し、様々な行動に踏み切っている。
この「真にグローバル化した」国際環境において、どのような「国際秩序」が作られるべきか? いま最も重要な話題にキッシンジャーが挑む。

下巻では、親中派と見なされているキッシンジャーが中国について厳しい評価を示し、アメリカがどのような大国であるべきかを論じる。文庫化にあたって巻末に兼原信克氏(元内閣官房副長官補兼国家安全保障局次長)の解説を掲載。

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国際秩序(下) のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    以下抜粋
    ・北朝鮮については、もっと緊迫した問題がある。それには19世紀のビスマルクの警句がぴたりとあてはまる。「われわれは不可解な時代に生きている。そこでは強者がためらいゆえに弱く、弱者が厚顔ゆえに強い」。

    ・「まったく異なるふたつの要素の産物で、他の地域であればこのふたつはたがいに争うことが多

    0
    2023年04月23日

    Posted by ブクログ

    著者がSNSがきっかけとなったアラブの春について、賛同よりの意見であることについて驚いた。もっとコンサバかと思ってました。

    0
    2023年02月27日

国際秩序(下) の詳細情報

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