階級社会 現代日本の格差を問う

階級社会 現代日本の格差を問う

1,485円 (税込)

7pt

3.7

一握りの富裕層が富を独占する一方で、職のない若者たちはアンダークラス化し、貧困層は増大し続ける。日本は今や階級格差の超大国であり、階級格差は今もなお拡大し続けている。衝撃的現実を客観的データに基づいてレポートし、現代日本に警鐘を鳴らす。

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階級社会 現代日本の格差を問う のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    武蔵大学教授の橋本先生の本。日本人が避けがちな「階級」という概念を用いて、日本の階層社会を丁寧に説明している。漫画を分析に用いたり、フリーター、女性、格差問題を丁寧に分析するのは圧巻。文章も平易で読みやすい。そして丁寧な参考文献リストも著者の読者への愛情が見られる。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    日本の急激な階級社会への移行への警鐘を示した本であった。最後に引用した,マキャベリの言葉「・・・人間に,人間の社会の流れを変えることができないはずがないのである。」という部分に希望がもてた。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    「格差とは経済問題ではない。『私には価値がある』という思い( 自尊 )を破壊することである」 価値ヒエラルキーとしての階級格差。戦後日本を、資本家階級(経営者・役員)/前近代的中間階級(農業・自営業主)/新中間階級(Wワーク被雇用者)/労働者階級(単純労働Wワーク&Bワーク被雇用者)の4つに区分し、...続きを読む

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