私の半分はどこから来たのか AID[非配偶者間人工授精]で生まれた子の苦悩

私の半分はどこから来たのか AID[非配偶者間人工授精]で生まれた子の苦悩

1,699円 (税込)

8pt

4.3

「あなたは提供精子で生まれたのよ」。20代後半に偶然知ってしまった日本人男性医師。16歳の時、母との口ゲンカの最中に告知された豪州女性。AIDで生まれた人の多くがアイデンティティーの確立に苦しむ。「出自を知る権利」をめぐる取り組みや法制度、世界最大の「精子バンクの最新動向などをルポ。日本、オーストラリア、イギリス、アメリカ、デンマーク、スイスでの現地取材を通し、AIDで生まれてきた子ども、ドナー、医療関係者の切実な声でせまるノンフィクション。

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私の半分はどこから来たのか AID[非配偶者間人工授精]で生まれた子の苦悩 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    20年前は、結婚したら子供を産むのが普通という圧力がかなり強く平気で口に出す時代だった。そんな中での不妊、さらに男性不妊は言い出しにくく、日本では告知という発想にはいたらず、秘匿する方向に行きがちであり、法整備も遅れにもつながったのではないか。

    告知は小さい頃の方がより柔軟に受け入れられるというこ

    0
    2023年09月01日

    Posted by ブクログ

    自分を育てた両親の卵子と精子から自分が生まれた。
    それが、当たり前だと思っている。
    なのに、ある日突然、「あなたはAIDで生まれた」と、言われたら。。。
    親が信じられなくなるのも無理はなく、本当の父親を知りたいと思うのも当然だと思う。
    それが、今の日本では難しい。
    1人の子供、いや、1人の人間を守る

    0
    2023年03月11日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    全ての大人は全ての子どもの親になり、全ての子どもは全ての大人の子になる、ってどこかでみた言葉を思い出す。本当に、そんな世の中になりつつあって、過渡期をわたしたちは生きていると思う。

    「子どもがほしい」と切実に願った先のAID (非配偶者間人工授精)の利用なら、生まれた子どもへの説明はどんなあり方が

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    私の半分はどこから来たのか
    ~AID[非配偶者間人工授精]で生まれた子の苦悩

    著者:大野和基
    発行:2022年11月30日
    朝日新聞出版
    初出:「ドキュメントAID」(「G2」vol.7、2011年、講談社)、「出生告知」(同vol.18、2015年)、「AIDで生む3組5人の選択」(「AERA」

    0
    2023年01月31日

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