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「横山さん、第一森林線が突破されました。至急連絡をください」 世の中から距離を取っていた僕と、事件の渦中にいるカラス。 追われるまま向かった先には、刺激点で危険で、でも、ちょっと楽しい世界が広がっていた。 そして旅の終着点で、僕を待っているものは?
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Posted by ブクログ
この作品は主人公に感情移入しやすく読んでいる方もカラスに愛着が湧くようにできていると思う。 そんな中で読み進めていきながら最後のシーンを読むとどこか切ない感情になってしまう。 「わたしは、なにものかになりたかった」 意外とみんな同じなのかもしれないと思った作品だった。
自分は部外者であるという社会や人に寄り添えない主人公がカラスに出会って、少しその寄り添い方を知る。考えすぎずに、まずは会いに行く。とても大切だね。
前半はあまり気乗りがしないテーマかな?と思っていたが、だんだんと主人公の人間らしい正直で単純な心の声に共感を覚えてきた。カラスとの憎めないユニークなやり取りが、次第にどこか深い繋がりを感じさせる描き方も上手だった。
2022年下半期ほんタメ文学賞の受賞作。 主人公とカラスの掛け合いが面白くて可愛くて、ほのぼのする場面もあり、わけもわからないままとある事件に巻き込まれる緊迫感もあり…一気読みでした! 私と主人公が似ていて、他人事とは思えなかった。すぐに人を好きになってしまうこと、そして人の言葉にすぐ「なるほど」と...続きを読む思って受け入れてしまうこと。 今まで、日々報道される事件や関係者に対して、私は無関係者だから、特に言論やアクションを起こさない派なのだけれど、それも考えることを放棄しているだけで、実は傲慢なのでは、と思わされた。 結局、部外者があーだこーだ言うのと、まるで自分ごとのように考えて行動したり発言するのと、どちらが良いかは分からない。でも、分からないことを理由に、知ったり考えたりするのをやめるのは、ただ逃げているだけなのかもしれない。 本作でひとつはっきりと言えることは、素直なカラスが可愛いということ。
主人公の"人"が好きというか、共感できる部分が多くて読み進めたけど、半ばからストーリーにも惹かれるように。 主人公とカラスと元カノと、横山さん。あと先輩か(笑) わたしは主人公に一番近い人種だと思った。あまり物事に踏み込まないから、感情も大きく揺れない。当たり障りなく生きら...続きを読むれる。 だけど主人公は大冒険を。一緒にしてるようで、その中に微笑ましさがあり。 現実味をちゃんと残しつつ、でもフィクション的な刺激もあるストーリーだったなぁと。 渡辺優さん、初読みでしたが、他も読んでみたいなと思いました。
最初は、カラスがいきなり話しかけてきてファンタジー❓と思ったけど、めちゃくちゃ現実的な問題に立ち向かう話だった。カラスと一緒に『ズッキーニ岩田』というひどい配信者から逃げていくうちに何が正しいのかわからなくなる丸森。だけど、カラスを助けたいという気持ちは本物だった。
少し先のSF小説。現代と大きく変わらない不思議な世界で読み進めるうちにハマって行った。 主人公は流されやすくとぼけようとしても結局すぐに認めるような返答をする「え?いや…そうそう」みたいな。少しイライラする笑 不誠実で適当な感じに拍車がかかるけどそんな主人公もとあることに巻き込まれてちょっとした...続きを読む旅をしたことで一皮剥けたような気がした。配信の世界や人によって違う正義など立場や考え方によって違いがあり分かり合えなかったり対立したりする描写がリアル。 テーマは当事者と部外者。起きてる事は割と大きくスリリングなのに何故か穏やかな雰囲気が流れるのは主人公の性格故だと思う。 章のタイトルがすき。私も突然カラスに話しかけられてみたい。 ほんタメ!から。
今より少しだけ未来が舞台。ある日、自宅のベランダにカラスが留まり、自分に話しかけてきたら??自然破壊の問題、SNS発信の問題、自分の当事者意識などなど、いろんな社会現象も絡みつつ、カラスを通して、信頼友情を育む主人公とある組織の活動家。人を信じるとか、正義とか、いろいろ考えさせられる作品だった。カラ...続きを読むス嫌いな人も、ちょっとだけ、好きになってくれそうだ。 カラスが話す、カラスと旅する、発想が素敵だなぁ。
カラスがドローンだったり、現代よりちょっと未来の設定が新鮮だった。主人公が人の意見に共感しやすい所、一見自分の意思を持ってそうだけど他人の意見に乗っかてる人、自分勝手な正義感の人。自分自身もそういう所があるし、そういう人いるよねと思いながら読んでた。最後に主人公がカラスを作ろうと提案してるシーンにほ...続きを読むっこりした。
うーーん。ん? これは非日常を楽しむ事が出来る物語だったけど、結局何も起きてないし、ばら撒いた素材はぼんやりとしかわからなかったしで例えるなら「面白かったんだけど、誰も傷つけない笑いをやった結果微笑むぐらいの漫才」みたいな。 なんだろ、何を読んだんだろ
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カラスは言った
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渡辺優
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