ビューティフルからビューティフルへ

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1,540円 (税込)

7pt

絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナは、「ことばぁ」という老婆の家に毎週通っていて――。たたみかけるパンチラインで語られる高校生たちのモノローグ。第59回文藝賞受賞作。

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ビューティフルからビューティフルへ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ここに本物の絶望があるのに、読んでいて「死にたく」ならないテンポ感。
    自分は恵まれていて悩みのない人間なんだと思った。
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    18歳の新星が放つ、一段飛ばしの言語感覚! 
    絶望をドレスコードに生きる高3の静とナナ。生と死の両極に振り切れ乱反射する、高校生たちのモノロ

    0
    2023年06月06日

    Posted by ブクログ

    文学のルールみたいなものがあるとしたら全て無視したような、暴れ狂っている一冊だった。
    言葉遊びが、愉しかった。

    0
    2022年12月24日

    Posted by ブクログ

    色彩豊かな言葉が乱立していて、初めて小説を読んで、酔いました。でも、この酔い方は、中毒性があって、文学の新たな形なんだと、あらためて感じました。この作品の中心になるのが、ナナ、静、ビルEの3人の高校生の日々の生きづらさ、思春期という、一番憂鬱になる時期をリズミカルな文体で描いてる作品です。一つ一つの

    0
    2022年11月23日

    Posted by ブクログ

    アニメや漫画を用いた比喩やちりばめられた言葉遊びが面白かった。「死にたい」を抱えて生きるヤケクソ感が好きだった。「死にたさ」を重く捉えず綴った小説が珍しかったからすごく気に入った!!
    笑顔は感情の終着点で希望はコートのように羽織るもので人生は死ぬための準備だという言葉に共感しつた。ナナが言っていた希

    0
    2023年12月30日

    Posted by ブクログ

    かなり面白かった。けど、作者の意図したことをどれだけ理解できているか自信がないのも確か。それでも溢れる比喩の波に気持ちよさを感じる。理解を超えた気持ちよさなのかも。賛否あって当然な作品。

    0
    2023年03月01日

    Posted by ブクログ

    ストーリーはよくわかりませんでしたが高校生特有のエネルギーばかりがあふれている言葉ばかりがあふれていました。

    0
    2023年06月27日

    Posted by ブクログ

    決してつまらなくはないし、面白いとは感じるんだけど、読解力が足りなく十分に理解できなかった気がする。
    でも読む気が失せたりするようなことはなくて惹かれるけど、表層的な意味しかわからない違う言語を読んでる感じ。
    個人的にはヒップホップは好きだけど、所々出てくるその要素がどこかあからさまに見えてグッとは

    0
    2023年02月13日

    Posted by ブクログ

    読後、興味が湧いたので著者さんの名前でググってみました。新人賞受賞後のインタビューや対談などが見つかり、いったいどんな人がこんな小説を書いたのか、という素朴な疑問はとりあえず解消されてスッキリ。

    強い言葉や豊かな比喩に溢れたこの小説は、若年層にしかわからない、理解できない内容が少なくないと思うので

    0
    2023年02月04日

    Posted by ブクログ

    ページも少ないので一気読み。とりあえず初読の感想は「なるほど、わからん」って感じ。何を感想に書いてもネタバレにはならないな。

    あらすじにも書かれてる通り、『たたみかけるようなパンチラインの奔流』ではあるが、物語を画として浮かべて読むタイプにとってはやや苦手な分類かもしれない。逆に音や感覚で楽しむタ

    0
    2023年01月31日

    Posted by ブクログ

    レビューのとおり、言い回しや表現力が個性的で、よくこんな比喩や文章が思いつくなと思った。私では理解できない文章もところどころあった。
    登場人物達の絶望や生きづらさは、共感できるところはないんだけど、読んでいるうちに、なんとなく登場人物達のキャラクターがわかってくる感じ。ストーリーよりも文章が独特で、

    0
    2022年12月10日

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