地形で見る江戸・東京発展史

地形で見る江戸・東京発展史

935円 (税込)

4pt

4.3

等高線と赤色立体地図を通じて江戸・東京を見ると、地形を変える都市改造もあったが、基本は自然地形を活かしたまちづくりがなされてきたことがわかる。明治以降の東京は、その時々の経済や社会などの環境変化を反映しながら大きく姿を変え続けてきたが、東京の市街の主な骨格は、江戸時代から引き継がれ、現代に至っているのだ。古今の地図で確認できる土地利用の変化から、河川・水道・道路・鉄道などインフラ発展の歴史を叙述しつつ、江戸・東京の発展プロセスを図解する。

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地形で見る江戸・東京発展史 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    TOKYOウォークという都内を20㎞ぐらい歩くイベントがあります。ちょいちょい参加して思うのは東京の地形の面白さ、です。平らなコースでずっと歩きやすいと思っていると、意外に高低差があって坂の上り下りが連続したり。そして川の流れ、商店街の通り、お寺のある場所、広い公園、線路の配置…それぞれが地形と連環

    0
    2023年04月03日

    Posted by ブクログ

    いわゆる江戸の発展と、現在の東京が地理的に成立する過程を当時の地図や写真を挟みながら説明している。
    同様なものは、江戸か東京のどちらかなので、江戸の普請から連なる環状線を見ると感慨深い。
    星5は付けすぎかもしれないが、碌に感想も書かず低評価なのはいただけない。

    0
    2023年01月20日

    Posted by ブクログ

    江戸東京の都市の発展を追う本を買うと、不思議と東京都水道局の方にぶち当たりますね……。この本の著者も水道局の方ですが、水道局にいると高低差を意識するので自然に地形を意識するのかしら。

    面白いのは前半の江戸時代。水道だけでなく天下普請での河川改修や八丁堀の港湾なども地形を絡めて説明しています。港湾で

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    <目次>
    第1部  近世
     第1章  もともとの江戸・東京
     第2章  地形を活かした江戸と江戸城
     第3章  上水と地形
     第4章  地震・水害・大火と地形
    第2部  近現代
     第5章  江戸を受け継いだ東京
     第6章  鉄道発展の時代
     第7章  人口増加とインフラの整備
     第8章  多摩の工業

    0
    2023年01月07日

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