カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流

1,056円 (税込)

5pt

4.3

ローマ帝国時代、信仰表明や葬礼を目的として成立したキリスト教美術。四世紀末に帝国は東西分裂し、やがて二つの大きな潮流が生まれる。一方は、一〇〇〇年にわたって不変の様式美を誇ったビザンティン美術。他方は、ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックと変革を続けたローマ・カトリックの美術である。本書は、壮大なキリスト教美術の歴史を一望。一〇〇点以上のカラー図版と共に、その特徴と魅力を解説する。

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カラー版 キリスト教美術史 東方正教会とカトリックの二大潮流 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    良質な美術展に足を運んだかのよう。初期キリスト教美術からバロックまでを扱う。著者はビザンティン美術史・キリスト教図像学を専門としている。というわけで、ビザンティン美術にも章が割かれ、西方との比較も各章でなされている。ビザンティンの抽象的表現、逆遠近法……写実的な絵画になれていると一見、稚拙に見えてし

    0
    2022年11月20日

    Posted by ブクログ

    キリスト教の主に絵画美術をローマ地下のカタコンペから始まって近代直前のバロックまで時代順にたどります。私に根本的にキリスト教知識が無いので絵の場面説明はチンプンカンプンなのですが、古い時代やビサンチンは絵が稚拙なのではなく描きたい対象の何に注目していたかによって対象の大きさなどに影響が出ているだけで

    0
    2024年04月25日

    Posted by ブクログ

    キリスト教誕生時点からローマ・カトリックの美術やビザンティン美術などを豊富なカラー図版とともに概説。多彩に発展するローマ・カトリックの美術に対し、ビザンティン美術は1000年の不変を保っていることが解説される。実際に鑑賞してみたくなる。キリスト教誕生時点の美術も興味深い。

    0
    2023年02月26日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    キリスト教の美術、ビザンチンとカトリック、カトリックの変遷(ロマネスク、ゴシック、ルネサンス、バロックの変遷)についていくつかのテーマについてどのように描かれてきたのかを比較解説した本。ルネサンス、バロックが好きな身としてはもっとそちらに注力してもらいたいと思いつつも、キリスト教美術の理解を深めるに

    0
    2023年02月18日

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