古本食堂

古本食堂

1,760円 (税込)

8pt

かけがえのない人生と愛しい物語が出会う! 神保町の小さな古書店が舞台の絶品グルメ×優しい人間ドラマ。 大ベストセラー『三千円の使いかた』『ランチ酒』の著者による熱望の長篇小説。 美希喜は、国文科の学生。本が好きだという想いだけは強いものの、進路に悩んでいた。そんな時、神保町で小さな古書店を営んでいた大叔父の滋郎さんが、独身のまま急逝した。大叔父の妹・珊瑚さんが上京して、そのお店を継ぐことに。滋郎さんの元に通っていた美希喜は、いつのまにか珊瑚さんのお手伝いをするようになり……。カレーや中華やお鮨など、神保町の美味しい食と心温まる人情と本の魅力が一杯つまった幸せな物語。

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古本食堂 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    原田さんの小説は生活感を感じられて、
    なんでもない自分の日常生活と重ね合わせて、
    生きていけることのありがたさを感じる。
    この本もまさにそうだった。
    そして、お腹がすく。
    また、神保町や高円寺など物語の舞台の東京に
    いま自分が住んでいることのありがたさを感じ、
    読書欲を駆り立てられた。

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ


    本とおいしいものと人の繋がりが織り成す物語。亡き兄の滋郎さんが経営していた神保町の鷹島古書店が舞台。

    『お弁当づくり ハッと驚く秘訣集』小林カツ代著と三百年前のお寿司
    (笹巻けぬき寿司を始めて知った。)
    『極限の民族』本多勝一著と日本一のビーフカレー
    『十七歳の地図』橋口譲二著と揚げたてのピロシ

    0
    2024年03月23日

    Posted by ブクログ

    神保町の小さな古書店を舞台に繰り広げられる物語。本好きな人には憩いの場なんだろうなあ。これといって大きな事件が起こるわけではないんだけど、雰囲気がいい物語。ランチ酒に似てるかもね。

    0
    2024年03月18日

    Posted by ブクログ

    神保町の周辺、現実にあるお店の名前が使われていたが、ミキキの通う学校はO女子大と濁されていたので、あぁ、ここは架空の大学なんだなと思って読んでいました。ですが、読み終わってその日の終わりにベッドに入ったときに本の内容を思い返していたら「…O女子大ってお茶女じゃないか…?」と考えだして世紀の発見をして

    0
    2024年03月09日

    Posted by ブクログ

    古本屋さんのゆっくりした空気、香り、乾いた触感、そういうのを全て思い出すなぁ。
    それに合わせて、美味しいご飯と思い出が混ざって、なんだか心が温まる。
    なんというか、帰る場所?みたいな感じがする。いいなぁ。
    バーでの3人のやり取りは、意見をぶつけ合う若者を見られて和やかになったなあ。

    0
    2024年03月07日

    Posted by ブクログ

    衝撃のラスト。
    愛のかたちは人それぞれ。

    場面ごとに違った登場人物の視点で、物語が書かれているので、最後まで飽きない。

    やっぱり、原田ひ香さんの文章は読みやすい。

    0
    2024年02月11日

    Posted by ブクログ

    手土産持って行ってみたくなる『鷹島古書店』椅子に座ってお茶を飲みながら、珊瑚さんと美希喜ちゃんにおすすめの本とランチのお話聞きたい。
    続編予定している様なので楽しみに待ちたいです。

    0
    2024年02月07日

    Posted by ブクログ

     東京神保町の古書店を舞台にしたヒューマンドラマ。
     物語は6話からなり、急死した老古書店主の妹・珊瑚と又姪・美希喜の2人の視点で交互に語られる。
     
         * * * * *

     理想的な古書店が描かれていました。

     ひっそりした雰囲気。
     ゆったりと流れる時間。
     そして物静かな店主。

    0
    2023年10月22日

    Posted by ブクログ

    美希喜ちゃんに嫉妬してしまいます。

    大叔父さんの滋郎さんや大叔母さんの珊瑚さん、
    生まれ育った環境や、今ある状況も含めて羨ましいーーーーと感じてしまった。

    本好きの人には、羨ましい状態だけど
    そこも含めて素直に楽しめる小説でした。

    0
    2024年06月02日

    Posted by ブクログ

    青山美智子さんと小川糸さんを足したような、本&美味しそうな食べ物のほっこりしたお話。国文学部院生の姪も主役なので、随所に名作紹介があり、さらにそれらを読んでみたくなる。神田の古書屋巡りもいいな。書店がどんどん少なくなっていく中、古書店への深い愛情が感じられる一冊。

    0
    2024年05月16日

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