【電子限定おまけ付き】 アンドロイドは愛されない 【イラスト付き】

愁堂れな / 蓮川愛

【イラスト付き】 人気小説家蓮見奏は、恋愛対象が同性でカミングアウトする勇気はないため今まで誰とも付き合ったことはない。奏の担当編集・橘令一は、高校時代に奏の小説を読んで惚れ込み、編集者となり、今は奏の担当だ。橘はずっと奏に恋をしているが、生活能力が低い奏を誰よりも支えている今の立場を手放したくないため、告白はできない。そんなある日、大御所作家も担当することになり、これまでのように奏に時間を割くことができなくなった橘は、奏のためにアンドロイドの家政婦を手配する。橘が連れてきたのは、金髪碧眼の美貌の青年にしかみえないアンドロイド・レイチェルだった。次第に友人としてレイチェルに接するようになる奏。望む通り応えてくれるレイチェルに傾倒していく奏に、「レイチェルに心はない」と嫉妬心もあり、そう主張する橘だったが!? 電子限定書き下ろしSSを収録!!

• カテゴリ: BL
• ジャンル: BL小説
• 出版社: 幻冬舎コミックス
• 掲載誌・レーベル: 幻冬舎ルチル文庫
• 電子版発売日: 2022年10月19日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 7MB

[ブクログ · ★★★★★]

人気小説家の蓮見の担当編集者の橘は忙しくなる為に蓮見の世話をしてくれる家政婦アンドロイドを雇う事に。
現れたのは金髪碧眼の美しい男性型アンドロイド「レイチェル」で…。

感情のないはずのレイチェルに感情を感じ、そして好きになってはいけない相手なのに惹かれてしまう蓮見の心が切なかった。
蓮見にレイチェルを引き合わせた橘の蓮見への気持ちも辛くて。
果たしてレイチェルの感情はバクであったのかは永遠の謎となった訳で。
2人の別れの言葉は辛くもあり幸せだったのかなと。

SSでは橘の思いが蓮見に通じ、と蓮見も前を向いて進む事が出来て良かった。

[羅ら · ★★★★★]

レイチェルに感情移入して切ない

切なくて久しぶりに泣けたお話でした。AIのレイチェルが奏の感情に晒されて、もともとあったバグが橘の入力した奏への愛を込めたプログラムに反応し続けた結果…涙がこぼれました。