ごはん食べにおいでよ

ごはん食べにおいでよ

1,265円 (税込)

6pt

ようこそ、ベイカリーカフェ「りんごの木」へーー。
料理用のエプロンから、接客用のTシャツに着がえて、ショーケースの前に立った。
あたりには、焼き上がったばかりのパンの香りが満ち満ちている。
パンの香りは、幸せの香りだ。
パンの味は、元気のエッセンスだ。
りんごの木の下には、味と香りの楽園がある。
そんなことを思いながら、ふと、うしろをふり返ったとき、厨房のなかで一心に、じゃがいもの皮をむいている、中学生の男の子の背中が見えたーーような気がした。(本文より)


開店の日はりんごの木の下で
日曜日はポテトざんまい
月曜日はサンド・オン・パレード
火曜日はパスタで決まり
水曜日はベントー・ボックス
木曜日はカレー日和
金曜日は炎の焼きめし
土曜日は定休日

あとがき 遊びにおいでよ

ベイカリーカフェ「りんごの木」の
特別メニュー&読むレシピ集

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ごはん食べにおいでよ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    おうちベジタリアンかぁ〜なかなかおもしろい。自分の主義やこだわりがあって、でもそれを他人に押し付けないのは素敵だね。
    雪くんの作った料理、どれもおいしそう。お店のパンも食べてみたいな〜。雪くんの「ごはん食べにおいでよ」って、優しい言葉だな。

    0
    2023年08月18日

    Posted by ブクログ

    読みやすい軽いタッチの本。父と二人暮らしの中学生、雪。男子ながら料理が上手で、土曜日以外の毎日食事を作っている。雪が作る料理や、友人のみかん、りんごとのやりとり、パン屋の成海さんとのかかわり、お隣の由月くん母子との交流などが穏やかに描かれている。ハラハラするような展開がないので、安心して読める。そし

    0
    2023年05月08日

    Posted by ブクログ

     パン、読書、美味しい料理、好きな要素が全て詰まった短編集だった。
    おそらく作者もそこを意図してたんだろうな。どこを読んでも優しさにあふれた作品。癒やされました。
    そしてお腹がすきました。、、、

    0
    2023年02月12日

    Posted by ブクログ

    料理が好きで得意な中学生、雪。大人になってベーカリーカフェを開くところから物語は始まる。
    語られるのは中学生の頃。特に大きな事件もおきないのだが、日々の出来事と、雪の見る日常が語られて行く。そして、料理、読んだ本の引用、音楽。
    読み終わったらエレカシが聞きたくなること請け合います。あと、村上春樹や星

    0
    2023年01月27日

    Posted by ブクログ

    これから子供たちに考えてほしい社会問題がたくさん詰め込まれているのに重苦しくないような物語に仕立てられている。

    最後のレシピは分量の記載もないし難しそうな料理ばかりで不親切な感じがした。
    これなら載せない方がいいんじゃないかと思った。

    0
    2023年12月06日

    Posted by ブクログ

    軽い。パンパンパン。美味しそうで食べたくなります。
    言葉の説明だったり、若い口調だったり、小学生でも読みやすい本である。

    0
    2023年10月11日

    Posted by ブクログ

    ベイカリーカフェ「りんごの木」を開いた主人公が、店を開く原点となった自分の中学生時代を振り返るお話。
    変にベジタリアンとか絡めずに、もう少し食に関してフラットな立場の主人公だったら良かったかな。
    でも、さらっと読めるのと、村上春樹や三島由紀夫、星野道夫の引用があって、料理だけでなく文学の入口にもなり

    0
    2023年09月30日

    Posted by ブクログ

    うーん、食事と環境問題を絡めなくてもよかったんじゃないかな…どっちかだけで。どっちも関係してるのは分かるけど…。ホスピスのシーンは良かったけどね。

    0
    2023年07月19日

    Posted by ブクログ

    料理と環境の二つのテーマからなるお話し。
    ベーカリーカフェをオープンした主人公。
    その中学生時代の食の原点を振り返る。

    0
    2023年05月03日

    Posted by ブクログ

    ベイカリーカフェを開店した主人公が
    中学生だった頃のお話。

    夕飯の献立を考えることすら嫌になっている私にとって
    料理の楽しさを教えてくれるような作品だった。

    主人公は中学生ながら、文学にも精通しており
    自分自身が中学生の頃に読めば、揺れ動かされるものがあっただろう。

    2時間程度でサクッと読みや

    0
    2023年03月22日

ごはん食べにおいでよ の詳細情報

  • カテゴリ
    小説・文芸
  • ジャンル
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    講談社
  • ページ数
    176ページ
  • 電子版発売日
    2022年10月26日
  • コンテンツ形式
    EPUB
  • サイズ(目安)
    18MB

閲覧環境

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