ファニーフェイスの死

ファニーフェイスの死

440円 (税込)

2pt

3.7

洋裁学校の学生・恵子は、偶然モデルのゆい子と知り合い、誘われるままにいつしかモデルの道を歩き始めた…。その世界は強い個性をみせながらどこか虚無のかげりをみせる男や女たちがいた。女がいちばん綺麗で、可愛らしかった1960年代。さまざまな伝説と神話が生まれた高度成長のさなか、キラ星のごとく輝き、70年代の夜明けとともに燃えつきていった青春の壮烈な愛と死の物語。

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ファニーフェイスの死 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2010年02月12日

    林真理子はエッセイや女性向けの作家として認識していたが、この作品を読んで「本物の作家」だと知った。中年の男性が読んでも唸ってしまうような良作。

    0

    Posted by ブクログ 2014年04月21日

    つくづく、林真理子って、うまいなあとうなった。

    これはおそらく初期の作品だとおもいますが、

    林作品にありがちな、女同志の足の引っ張り合いが

    薄くてさらっと読める。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    60年代…という、妙に眩しく儚い時代に生きたモデルが主人公。
    まるで違う世界のおとぎ話を、覗き見た感じがしました。

    0

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