罪と祈り

罪と祈り

957円 (税込)

4pt

貫井徳郎史上
最も切なく
悲しい誘拐事件

スリルと感動のどんでん返しミステリ!

警視庁を震撼させた
世紀の誘拐事件の真実とは?

元警察官の辰司が、隅田川で死んだ。
当初は事故と思われたが、殴られた痕がみつかった。
真面目で正義感溢れる男が、なぜ殺されたのか。
息子の亮輔と幼馴染みの賢剛は、死の謎を追い、
賢剛の父・智士の自殺とのつながりを疑うが……。
隅田川で死んだふたり。
そして、史上空前の未解決誘拐事件の真相とは?
男たちの絆と葛藤を描く、慟哭の長編ミステリ!
解説/西上心太

【目次】
第一部 亮輔と賢剛
第二部 辰司と智士
第三部 亮輔と賢剛
第四部 辰司と智士
第五部 亮輔と賢剛
第六部 辰司と智士
第七部 亮輔と賢剛
解説 西上心太

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罪と祈り のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    バブル期(昭和の終わり)に起きた未解決の誘拐事件と、現代の交番勤務警察官殺人事件が交錯し、謎が明かされる。
    殺害された警察官、辰司の息子である亮輔は、父の死後に自分が父について何も知らなかったことを悟る。なぜ父は殺されたのか、立派な警察官だと思っていた父にも後ろ暗い部分があったのかと疑念を抱きつつ、

    0
    2023年03月23日

    Posted by ブクログ

    頁数は多いけど、飽きることなく読み進められた。予想だにしない展開もあり、本筋だけではない楽しみがあった。人間って、愚かで哀しいな…。

    0
    2023年02月02日

    Posted by ブクログ

    長年、街の平和の為に尽力してきた元警察官の父・辰司を何者かによって殺された濱仲亮輔は、幼少期から兄弟の様に親しかった、警察官の友人である芦原賢剛に早期の犯人逮捕を依頼するとともに、単独で殺人犯と死の真相を追う。だが、寡黙で実直な父の過去を調べるにつれて疑問は深まるばかり・・・・・・一方、賢剛も刑事と

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    隅田川で溺死体としてみつかった元警察官。側頭部に殴られた傷があり、事故ではなく、事件であることがわかる。
    息子とその親友で警察官の二人で事件の真相を追うが、その裏に隠された秘密とは?

    読み終わった後、深いため息が出た。。知らない方が良いことがある、を地でいく話だったなあ。
    分かるほど悲しい気持ちに

    0
    2023年11月05日

    Posted by ブクログ

    ここんとこ、貫井君のは外れが多かったがこれは⭕️。ただし、かなり早くネタバレになったので後をどう繋ぐんかが心配だったが、まずまずの落としどころだったかな。

    0
    2023年07月31日

    Posted by ブクログ

    元警察官の男が殺害され、その息子と息子の幼馴染で現在警察官の男がその謎を暴いていく。様々な要素が絡まり、意外な真実が。
    現在と過去、交互に物語は進む。心理描写は丁寧だが、少し動機面が粗いか。しかしさすが貫井作品、骨太で面白い。

    0
    2023年07月28日

    Posted by ブクログ

    警察官だった父が川に落ちて亡くなってしまう。死因は溺死のようだが,頭に殴られた跡があるとのこと。父の死に納得がいかない息子の亮輔は,友人で警察官の賢剛とともに,父について調べ始める。どうやら父は過去に秘密があるようで…。息子世代の現代パートと,親世代の過去パートが交互に書かれています。
    私も動機は無

    0
    2023年07月23日

    Posted by ブクログ

    過去の出来事が、現代の事件の遠因になるというミステリーのひとつのパターンがあるが、本書のその一典型といえる。
    現代とバブル期とを交互に描き、登場人物たちがその関連性を徐々に明らかにしていく。バブル期という「時代に怒る」正義の念から起こした行動が、彼らの意図しない偶然性により不幸な結末を招く。
    「罪」

    0
    2023年05月27日

    Posted by ブクログ

    地上げ屋にこんなかたちで嫌がらせをされたら自分ならどうするだろう 警察に頼んでも解決されないなら、憤りと恐怖、ストレスで病気に、高い立ち退き料をもらっても人生が崩壊した家族も描かれる。義憤から一矢報いようと立ち上がり完全犯罪は成立するかに思えたが・・・巨大企業相手に犯罪という手立てだ立ち向かうことで

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    ただ【殺人事件】を探るのみならず、現在の犠牲者の子とその友人、過去の犠牲者とその友人とのやりとり、心情、経緯が描かれており、なかなか奥深い作品。

    0
    2023年03月08日

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