近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」

近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」

730円 (税込)

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3.0

われわれが歴史を読むとき、一番大切な着眼点は、「歴史を動かすもの」は、物質なのか、それとも人間の精神なのか、という問題意識だと私は思います。そして日本の近代史とくに「明治」を考えるとき、これこそ最も重要な視点ではないかと思うのです。(「最終章」より) 著者は、日本近代史において明治という時代が「輝かしい」のは、いち早く西洋の合理主義、技術をわがものにし、日清、日露という大戦争に勝ち抜いて列強に肩を並べたからでなく、西洋文明の奔流にさらされる中で、本来の「日本のこころ」のあり方をつねに見つめ、「誠」を貫くことこそ、自らの持てる力を十分に発揮しうる道であり、それこそが己の生きる道だと信じた人間がリーダーたちだけでなく、庶民の間でも、次から次へと多数現われた時代だったところにあるという。本書にはそうした国際政治学者だからこそ見えてくる、日本の歴史を読み直す視点が、幕末・明治期を代表するリーダーを取り上げるなかで随所に提示されている。

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近代史の教訓 幕末・明治のリーダーと「日本のこころ」 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月12日

    明治の三太郎、早過ぎる死 日露戦争で燃え尽きた
    国家を背負う胆力 吉田松陰・西郷隆盛の後継者
    桂太郎 日英同盟ー日露戦争 英国議会に学ぶ
    児玉源太郎 参謀次長ー満洲軍総参謀長
    小村寿太郎 日英同盟ーポーツマス講和会議

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