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あるものを「美しい」「醜い」など評価するとき、私たちは何を考えているのか。評価を下す基準となる「センス」とは。こうしたことを考える学問が美学だ。本書は絵画や音楽ではなく、身近な食事からその扉を開く。「美味しい」「まずい」という評価は人それぞれ? レビューサイトの情報があると、純粋に食事を楽しめない?美食の感動は言葉にすべきじゃない? インスタントラーメンは芸術か? やさしくも奥深い美学入門。
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Posted by ブクログ
<目次> 第1章 五感で味わう 第2章 食の評価と主観性 第3章 相対的な客観性 第4章 知識と楽しみ 第5章 おいしさの言語化 第6章 芸術としての料理 <内容> 美学者による、食の哲学化と呼べばいいのか、ただ「美味しい」ではいけないらしく、小難しく説明が続く。そして結論は、「食」が...続きを読む芸術ではない、味の感想に客観性はない、という感じだった。
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