日本経済の見えない真実 低成長・低金利の「出口」はあるか

日本経済の見えない真実 低成長・低金利の「出口」はあるか

2,640円 (税込)

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「一国の経済成長と密接な関係があるのは、株価ではなくて生産性上昇率である。2010年代も含めて日本を『失われた30年』と言うなら、米国も大局的には『失われた30年』であり、米国の方が途中で少し良い時期があっただけにすぎない。」(本書第2章「正しい『成長戦略』の難しさ」から)

著者は、白川方明、黒田東彦の2人の総裁を支えた元日本銀行理事。現在はエコノミストとして活躍している。デフレ脱却を目指したアベノミクス、日銀による異次元の金融緩和の前提としてあった日本経済をめぐる「通説」が果たして正しかったのだろうか。この10年の金融財政政策を総括し、新たなフレームを提示する。

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日本経済の見えない真実 低成長・低金利の「出口」はあるか のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    筆者は日銀に2016年まで35年勤務され理事まで務められた元日銀マン。内容はとてもフェアで良心的。…というのも、通説や世間の俗説に対する筆者の見解を丁寧に述べながらも分からないことは分からないと書いているため。
    逆に言うと牽強付会な筆者の強い主張もないので、読み終わっても「で、結局日本経済の状況に対

    0
    2022年11月07日

    Posted by ブクログ

    著者の執筆したレポートを時折読んでいるので、著書の内容で改めて知った箇所は少なかったが、いずれも日本経済の通説的・通俗的な理解に対して一石を投じる内容で楽しめた。
    個人的に著者を評価している点はバランス感覚。経済学徒やエコノミストは、「経済学的に正しい」と称して非現実的・反社会的な提言をしがちである

    0
    2023年02月05日

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